起動したアプリがアクティブにならない

例えば、あふ(AFWX.exe)などは、「のどか」で起動キーをセットして起動していた。
ただ、どうしてもバックグラウンドでの起動になってしまう。

あるいは、最前面に表示されてもアクティブにならない。
どうしてそうなるのか調べても理由が分からず、不便な思いをしていた。

仕方がないので、「のどか」からの起動に拘らないことにし、startupにAFWX.exeのショートカットを登録しておき、windowsキーでメニューを出して、そこからaf..とタイプして起動するようにしてみた。この動作をよく使っていれば、afではなくaを入れただけで起動できるようになる。この設定でも、キーだけで、2ないし3の打鍵で起動することができるので、まあ許容範囲かと思う。

 

参考になる情報としては、次がある。

Windows10 アクティブウインドウが最前面に出てこない対応 - がとらぼ

こちらで手順として掲げられているのは、次の通り。

1 レジストリエディタで左のツリーから[HKEY_CURRENT_USER]、[Control Panel]、[Desktop]を辿り、右ペインからForegroundLockTimeoutの行を見つける。

2 ForegroundLockTimeoutの行を右クリックし「修正」をクリック。

3 10進で、値のデータを 0 にする。
4 [OK]をクリック。レジストリエディタはそのまま閉じる。

5 PCを再起動する(この設定は再起動しないと有効にならないように思う。)

このサイトにもあるが、まさに対処であって根治じゃないので注意。

Xpの頃からか、オレンジ色になってタスクバーでチカチカしていたな、と思い出す。

昔から悩まされていたことを、この記事を読んで思い出した。

 

なお、下記のような記事もある。

【windows10】 アクティブウィンドウが最前面に出てこない | 千松ブログ

 

追記 2020/06/11

この、アプリケーションを起動してもアクティブにならずバックグラウンドになってしまうという現象はどういうタイミングで起きるのかよく分からない。

正直、再起動する、というのが一番よいように思う。

先日、Andy Grove の Only Paranoid Survive を読んでいたら、次のような記述があり、正直、ユーザとしてはインテルを含むサプライヤーやソフトウェアベンダーにはしっかりやってほしい気持ちがあるが、それでも、こうした detached な態度も一つの方法ではあるかな、とも思う。

Think about it: Right now, a whole generation of young people in the United States has been brought up to take computers for granted. Pointing with a mouse is no more mysterious to them than hitting the "on" button on the television is to their parents. They feel utterly comfortable with using computers and are no more affected by their computer crashing than their parents are when their car stalls on a cold morning: They just shrug mumble something and start up again.

 

追記 2020/06/21

Windows10 2004 May 2020 Updateを導入したところ、また起動したプログラムがアクティブにならなくなった。再起動しても治らず、確認したところ、上記のレジストリが元に戻っていた。まあ、このレジストリの設定は余り関係ないのでいいのだが。それにしても、どうしてアクティブにならない現象が発生するのか、理解に苦しむところだ。

なお、下記のような記事を見つけた。

answers.microsoft.comだいたいにおいて私が検索して出てくるマイクロソフトコミュニティでの問題解決率は、体感として1%という感じだ。海外のものを含めての数字で、日本のサイトだと、自己解決以外で解決されたのを見たことがない。これはすべての問題についてということではない。私が検索する問題についてであり、それは、一応考えられる手段はとり、必要な情報も収集したうえでチェックしているため、それでも解決できないものはこのコミュニティでも駄目だ、ということかもしれない。ただ、雰囲気として、例の上から目線感あふれる「ですね」口調や全体の深堀感のなさはあまり愉快ではない。回答している方は、あまり使い込んでいないというか、オフィス等で標準的な使い方しかしていない人なのかもしれない(その限りではかなりの経験を積まれているのかもしれない。)。

とはいえ、回答は参考にならないが、質問は参考になるので、このコミュニティの存在はありがたいと思っている。

特に、このデスクトップの表示が関係している、というヒントは面白かった。

私もデスクトップの表示をやってみると、実に面白いことが分かった。

起動したのにアクティブにならないアプリがある場合、その状態でデスクトップの表示をし、再度同じw-dで復帰するとアクティブになっている。これは、非常に少なく、かつホームポジションから打鍵できるので、かなり助かる。

さらに興味深いのは、最前面のアプリを終了した場合、なぜかその次に前面にあるアプリではなくほかのアプリが背後でアクティブになっていることがある。これも、デスクトップを表示させ再度元の画面に戻すとちゃんと前面のアプリがアクティブになっている。ただ、この時、背後のアプリのバーにもアクティブの色が着いている。ここで再度デスクトップを表示させ、再度元の画面に戻すと、今度は前面のアプリのみアクティブの色がついた状態になる。

このような変なことが起きる、ということは、つまり、このアプリがアクティブになるかならないかについては、アプリ側の問題ではなく、windows側の不具合だ、ということだ。その意味で、実は工夫の余地はなく、まさにAndy Groveのように「やれやれ」と肩をすくめて、そのようなものとして対応する、ということになる。悩んでも仕方のない問題だ、ということだ。それが分かる、ということだけでも大変すばらしいことだ。

 

さて、さらにチェックしてみると、今度はタスクバーでオレンジ色に点滅して前面に出てこない状況。

これについては、以下を実施。

1 レジストリエディタで左のツリーから[HKEY_CURRENT_USER]、[Control Panel]、[Desktop]を辿り、右ペインからForegroundFlashCountの行を見つける。

2 ForegroundLockTimeoutの行を右クリックし「修正」をクリック。

3 10進で、値のデータを 0 にする。
4 [OK]をクリック。レジストリエディタはそのまま閉じる。

(なお、レジストリエディタでの変更がどうも直ちに反映されていないようにも思える。0にしたのに相変わらず7回点滅している。)

 

もう一つ、あふについては、nodokaから起動させているが、その場合には、下記のような例が作者から報告されている。

チケット #35056: &ShellExecuteでプログラムが最前面にならないことがある - のどか - OSDN

 

また、あふの起動に、ショートカット右クリックでCTRL-ALT-Oを割り当て、起動させてみると前面に出てくる。

一方、PowertoysのKeyboard Managerで、CTRL-ALT-OにCTRL-Oを割り当て、CTRL-Oを押すと、背面で起動する。
こうしてみると、やはりマイクロソフトのバグのように思われる。

 

参考だが、

一応、コントロールパネル->コンピュータの簡単操作センター->マウスを使いやすくします->マウス ポインターをウィンドウ上に合わせたときにウィンドウを選択します をオフにしておくことも確認。

解決!表示したい画面が一番手前に出てこない | 秘亭のネタ

余った年賀状

昨年、一昨年と年賀状が余ってしまう。

文面が印刷済みなので、交換もはばかられ、余白に文章を書いて母に送っていた。

母が亡くなり、まだ残っている余白の多い年賀状を見ながら、もう、この古い年賀状を使って文をしたためる相手もいないのだな、と思ったことだった。

オフライン編集用に入力したサーバーのファイルの下書き場所が正しくないかその場所へのアクセスを許可されていません。 ローカルコンピュータ上の場所を指定してください。

powerpoint のオプションを変更して保存しようとしたところ、表題のようなエラーメッセージが出る。

そこで、オプションの、

「ドキュメント管理サーバ ファイル用のオフライン編集オプション」

のところで、

「サーバのファイルの下書きの場所」

というコラムにローカルのファイルの場所を記入しようとするのだが、入力できない。

調べて見ると、

「オフライン編集用に入力したサーバーのファイルの下書き場所が正しくないかその場所へのアクセスを許可されていません。 - マイクロソフト コミュニティ

に、

Quick Access Tool Bar Error - Microsoft Community

を参照するように書かれていた。

それに拠れば、

You can try adding a registry key to see the outcome:
Start > Run > regedit > go to [HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\Common\Offline\Options] > add <Location> as <REG_SZ> and set its value to a valid local folder path.
トのこと。

この通りにやってみて、再度オプションで「サーバのファイルの下書きの場所」を見てみると、レジストリに書き込んだ価が表示されている。

そして、オプションを変更し、保存してみると、今度はエラーメッセージも出ず、実際に動作としても変更されたオプションに従ったものになっている。

大変助かったが、それにしてもどうしてこんなエラーが出るのだろうか。

貼り付けオプションボタン・クイック分析ボタンの非表示(図が大きすぎて入りきらない)

Excelをはじめとするマイクロソフトオフィスのソフトウェアでは、貼り付けオプションボタンというのが範囲選択してコピーモードに入ると表示される。

私の場合、「のどか」でダイヤモンドカーソルにしているので、cntrl-xでdownになるようにしている。ところが、この貼り付けオプションボタンが表示されると、cntrl-xではボタンの内容が表示されるようになってしまう。

オプションで、貼り付けオプションボタンを表示させないようにしたのだが、まだ変なボタンが表示される。

調べてみると、クイック分析ボタンというもの。
これについては、

Excelのオプション]
 -[基本設定]
  -[ユーザーインターフェースのオプション]
-[選択時にクイック分析オプションを表示する]チェックボックスをOffにする

で表示されないようになる。下記にありました。

Excel 2013でクイック分析ボタンを表示させたくない:Office 2013(オフィス2013)の使い方

この2つのボタンには長年悩まされてきたので、今回、消すことができて大変うれしく思っている。

それにしても、コピーコマンドでクイック分析ボタンが表示されてくる、という発想はなかったのでなかなか気づかず苦労してしまった。クイック分析ボタンは、複数セル選択時に表示され、コピーモードに入った段階で消えるのが本来の動きではないかと思うのだが。

 

また、保存するときに

「図が大きすぎます。入りきらない部分は切り捨てられます。」

という意味不明のメッセージが出ることがある。

少なくともExcelの中に図など入れた覚えはない。

これについては、上記のコピー系コマンドの問題と同じく、オプションの

「詳細設定」「切り取り、コピー、貼り付け」の中に

「挿入したオブジェクトをセルと共に切り取り、コピー、並べ替えを行う」

という項があり、これのチェックを外すことででなくなる、とのコメントをweb上で見つける。とはいえ、原因が知りたいところだ。こんなメッセージは他のソフトウェアでは見たことがないので、マイクロソフトが内部構造についての知見を活かして組み込んだ機能がうまく動いていない、ということだろうか。いずれにしろ、図がないのにこんなメッセージが出るのはバグとしか言いようがない。しかも、長い間改善せずに放置されているようだ。下記の記事には、上記のオプションを外した場合、かなり問題が生ずることも指摘してくれている。

qiita.com

qiita.comマイクロソフトも大変なのかもしれないが、こうしたバグは表面に現れる以上に、何か機能面で悪影響を及ぼしている感じがしているので、対応して欲しいところだ。

 

アンガーマネージメント

怒りを管理する、というのは大変難しいことだ。

しかし、実は、とても小さなことに立腹していることも多い。

ふと耳から入る英語の朗読。

実態として、どんな被害を自分が受けているのか(実はたいした被害を受けていないことが多いのではないか)、それに対して自分が何かできるのか・できないのか、何もできない(やらない)のであれば、立腹するのは全く空しいことだ。

 

母の死去

先週、母が亡くなる。
92歳だった。

前日少し体調が悪く、翌朝、妹がお粥を持っていったときに息をしていないことに気づく。

私がその40分後くらいに着いたときも、まだ暖かった。
顔色もよく、口元も閉じ角度によっては少し微笑んでいるようにも見える、穏やかな寝顔だった。

いろいろなことが思い出されるが、今、ここに書こうとすると表現できないことに気づく。
しばらくは思いを深め、母の思いを自らのものとして生きてみようと思う。