泣ける万年筆

ある万年筆を使っているだけで泣ける、などということがあるのだろうか。
masahiro万年筆製作所製の万年筆は、実はそうした万年筆だ。
使っていると、余りにも使い手のことを考えていてくれることに気づいて泣きそうになることがある。
つまらないことのように思えるかも知れないけれど、masahiro万年筆は本当に軽い。
特に、一番大きく重い直径15mmのペンのインキ止式のものでも、キャップを外した状態だとモンブランの146の同様の状態のものと同じくらいかむしろ軽いくらいか。感じる重さはもっと軽い。一方、キャップを着けるとバランスのよい重さになる。
たくさんの文字を書いて、疲労困憊したとき、masahiro万年筆を使っていて本当に嬉しく思う時がある。
内野さんの気持ちが、涙が出るほど有り難く思える。