恐ろしい夢

昨晩の夢は何やら恐ろしい夢であった。
何かの力を得るために割られた頭蓋骨に残る血と脳漿を舐め取ろうとする存在。
それと私は戦っているにも拘わらず、自らもそれを口にしようとする。


机の周辺の整理をする。
以前、いただいた手紙に、抗がん剤治療を受けていた方のご家族からのものがあった。
治療を受けていた方の目の前には、いつも自分を吸い込もうとする穴が見えていたとのお話。
しかし、その方は、病と闘い、最後まで誇りを持って去って逝かれた。
正に、遺志を継ぐのが私の使命だろう。