老いると言うこと

中井久夫さんの本を読んでいると、嘗ては老人であると言うことは、困難な生を生き抜いてきた知恵と強さの象徴であった、との言葉がある。
困難さは減じている、あるいはフェイズが変わっているのかも知れないが、それでもやはり老人であるということは、一つの強さの証明であるのかも知れない。