筆箱

引越の荷物を解きながら、長い間整理をしていなかった引き出しも片付け。
ずっと以前に亡くなった私と同い年の少年。
少年のお母さんが、私に、彼の筆箱を形見にくれた。
久しぶりにそれを開けてみる。
もし生きていたら、彼は今、何をしているだろうか。
ことによると、彼は、私と共に生きているのかも知れない、と思う。