Windows7でのMind Managerファイル内容の検索

Mind Managerには、フォルダに収められている複数のマップファイルの内容まで横断的に検索し一覧表にしてくれる機能が備わっている。

それとは別に、windows7の検索機能を利用してMind Managerのマップファイル(拡張子がmmapのもの)の内容を検索できるかチェックしてみた。
iFilterExplorer で調べて見ると、Mind Managerのマップファイルについても当初から入っている内容検索可能なifilterはなく、デフォルトの状態ではwindows7の検索機能を利用しての内容の検索はできないようだ。
Google Desktop用のAPIは標準装備していたのだが、どうやらwindows用のiFilterは組み込みになっていないようだ。
Google Desktopも今年の9月で開発も終了しダウンロードもできなくなっているというのはしみじみするものがある。
http://googledesktop.blogspot.com/2011/09/google-desktop-update.html

そこで調べて見ると、Mind Manager用のiFilter を提供してくれているサイトがあった。
http://www.ifiltershop.com/mindmanager-ifilter.html
64bitのwindows7にも対応しているようだし、ファイル形式としても Mind Manager 9 まで対応しているので、実質的には MindManager2012のファイルも検索できるものと思われる。
299ドルで販売されているが、非商用利用のデスクトップバージョンは無料。

Mind Manager自体の検索機能でも、ファイル横断的な内容検索はできるのだが、遅いし、また遅くてもよいのだがその間他の作業ができなくなってしまうので、windows本体の方で内容まで検索できるようになるのは有り難い。

マイクロソフトの検索インデックスに関するヘルプを読むと、Q&Aで、

自分のコンピューター全体にインデックスを作成してすべての検索を速くすることはできますか。

そのような操作は推奨されません。インデックスが肥大化したり、システム ファイルの場所 (Program Files フォルダーなど) をインデックスに含めると、日常的に実行する検索の速度が遅くなります。検索を最適に行うためには、頻繁に検索するフォルダーだけを追加することをお勧めします。

というところがあって、ビッグデータの時代にちょっとそぐわない感じがある。
ただ、ファイル形式ごとにフィルターを入れ、その度にインデックスを再構成するとなると容易ではないな、と思ったりする。

(追記)2012/01/08
検索のオプションで、サブフォルダーまで検索するオプションをオンにしていると、検索の最後に explorer が落ちてしまう。
インデックスを使用するオプションを選択しておけば落ちることはない。
私は、インデックスを使わないし、マップについてはサブフォルダは作成せず、全てのマップをフォルダとしての階層はなしで一つのフォルダに入れている。
従って、Mind Managerファイルについては私の使い方であればサブフォルダーを検索しないこととしていても問題はない。
とは言え、一般的にはサブフォルダーを検索しないというのは難しいので、問題があることは否めない。これからも少し調べて見たいと思う。

(追記 2012/01/16)
Windows XP の検索、同OS上の Windows Search 4 でも、そのままでは Mind Manager 2012の mmap ファイルの内容は検索できない。
Windows Search をインストールした状態で上記のiFilterをインストールすると、Windows Search のオプション−詳細オプション−ファイルの種類 で表示される拡張子のうち、mmap について IFilterShop MindManager IFilter が表示されるようになる。しかし、これで mmap ファイルの内容検索ができるようになるかは疑問がある。検証してみたい。