母の死去

先週、母が亡くなる。
92歳だった。

前日少し体調が悪く、翌朝、妹がお粥を持っていったときに息をしていないことに気づく。

私がその40分後くらいに着いたときも、まだ暖かった。
顔色もよく、口元も閉じ角度によっては少し微笑んでいるようにも見える、穏やかな寝顔だった。

いろいろなことが思い出されるが、今、ここに書こうとすると表現できないことに気づく。
しばらくは思いを深め、母の思いを自らのものとして生きてみようと思う。