windows search サービスの停止

タスクマネージャーで見ると、windows search サービスがCPU占有上位に常に存在している。

index 対象を outlookのみにするなどしてみたが、状況が変わらない。

この、対策をとっても状況が変わらない、ということが不安なため、サービスを停止することにした。

止める方法は検索するといろいろなところで紹介されている。
止めることができるはありがたいことだ。

方法としては、

管理ツールーサービスーwindows search ー プロパティ

で、停止及び無効を選ぶ。

 

なぜindex対象のアプリを停止してもずっとwindows searchが動き続けているのか、公式の説明や様々な知見の共有により作業の内容や動く期間などが分かれば不安も解消されるが、そのようなものも残念ながら見つからなかったので、やむなし、というところか。

本当は、検索窓から文字を入れるとPCの内部をサクッと検索し、表示してくれればうれしいし、そのためであれば、若干の負荷も仕方がないと思うが、正直なところ、検索にはとても待っていられないほど時間がかかり、しかもその結果がほしいものと違うという経験が続くと、なかなか切ないものがある。

こうしたことは環境依存の面があるかも知れないので、私の環境では、ということになる。

 

下記も止めた。
アイドル時に動いて復帰を遅くしている可能性のあるものは基本的に止めることにした。本当は特定できるといいのだが。

Connected User Experiences and Telemetry

Sysmain(かつてのSuperfetch)

 

「windows10 ガレー船」で検索すると有効?

これも参考になります。OneDrive対応もなかなか大変です。

Windows10 にアップデート/初期セットアップしたらまずするべき事。 : isLandcenter 非番中

 

MsMpEngも、オプションで定期的なチェックをオンにしたところ、アイドル状態になると動くようになり、これが重いので、既に他のセキュリティソリューションが入っていることもあり、止めてみた。

 

以上のような措置と、やはりどうも怪しいdwmを止める意味でwigglerをいれている効果か、だいぶ使いやすくなったように思う。

 

Taskchute2

私はTaskChuteというツールを使っています。
cyblog.biz

 

大変便利で、これを使うと、本当に時間を有効に使うことができると思います。

自分としては、ずいぶん長く使ってきたつもりだったのですが、実はまだ5年と少しだったのかと変な驚き方をしています。

 

最新版をダウンロードして使おうと思ったところ、そのお知らせを紛失していることに気付きました。

問い合わせをしたところ、すぐに連絡していただき、最新版を使うことができました。

(ちなみに、実は私のメーラーの検索機能に問題があり、実はお知らせメールも紛失していませんでした。検索ワードして、taskchuteは不可、taskchute2ではヒットということでした。シゴタノで検索してもOKでした。)

 

最新版は、20200424ということで、常に進化していることに感銘を受けました。

 

現在は、JMatsuzakiさんが、TackChute Cloudを開発されており、私も応援しています。
taskchute.cloud

自由度や一覧性がExcel版の方が高いので、現在はExcelの方しか使っていない状況ですが、やはり出先も含めどこででもtaskchuteを使えたらいいなと思いますので、業務を整理してTaskChute Cloudでも管理できるようにしたいものと思います。

VLC for Android の repeart機能

VLC for Android の repeat というか resume 機能も少々癖があるように思われる。

 

まず、video を見ていて、途中でやめた場合、前回やめた場所が記録される。

そして、次回は必ずそこから再生される。

 

これについては、まずスタート画面というか初めの画面の左上のHungergar Menuから、

設定->ビデオ->再開を確認する

のオプションをオンにすることで、この resume point の記憶を残したままで、最初からのプレイを可能にすることができる。

 

ただ、この resume point の記録はかなりしつこく残っているので、これを消してしまいたいときもある。

その場合には、

設定->拡張設定(※一番下にあり、スクロールしないと出てこない)->再生履歴をクリア

を選択すると、resume point をクリアすることができる。

 

さらに複雑というか、扱いが難しいのがA-B間repeat.

これは大変便利な機能ではあるのだが、いろいろ調べてみたものの、すっきりと書いてあるものは英文のものも含めて見つからなかった。

ただ、私としては、ほぼわかったような気がする。

(わかる人には当然のことであり、だからこそ説明もそれに対する質問もあまり見つからない、ということかもしれないが。)

 

まず、一つのvideoを繰り返し見たいときには、当該ビデオについて上記の履歴がクリアされた状態で(つまり初めて見るのであればごく自然に)再生する。

そして再生したら、その段階で、下段の点3つのメニューから「リピートモード」を押す。リピートモードのボタンの中に「1」が表示されたらリピートモードがオンになり、繰り返し再生される。

 

ここまでは良いとして、この繰り返し再生中の途中でplayを止めたとする。

この場合、playを再開すると、とりあえずは前回止めたところからplayが始まる。

ここまではまあよいのだが、問題は、この状態で最後までplayされると、なんとビデオの最初からではなくさきほどplayを再開したところから繰り返しが始まる。

これはおそらく、多くの人が期待する動作ではない。

期待するのは、初めから終わりまで繰り返しplayされることだと思う。

これはいったいどうしたことだ、という感じになる。

 

まず、これだけを取り上げて初めから終わりまで再度繰り返し演奏するモードに入ってもらいたい場合には、実は、さきの繰り返しをセットしていない場合と同様に、拡張設定から再生履歴をクリアすればよい。これで、繰り返しの設定は残されたまま、最初から最後まで演奏されるようになる。

とはいえ、これは、実はバグではないかと思われる。

 

途中で停止したところから繰り返しplayされる状況になっている場合のメニュー表示だが、A-B間repeatのボタンのAがオレンジ色になっている(停止して再開した1回目の演奏では白)。リピートモードになっているときに、この状態のA-B間repeatボタンを押すと繰り返しのA点として設定される、という意味と考えられる。

そして、この状態で、実はA-B間repeatモードになっており、繰り返しの開始点であるA点として、playを中断した点がセットされた状態になっている。そして、playの終点であるB点についてはセットされていない状態なので、このままplayを続ければ、最後までplayした後、またA点である中断点からplayの繰り返しが始まる。

このような繰り返しループの中で、上記のA-B間repeatボタンを押すと、その時点でA点がセットされる。そして、今度はA-B間repeatボタンのB文字がオレンジ色になる。さらに、その時点でA-B間repeatボタンを押すとB点がセットされ、このA-B間が繰り返しplayされることになる。問題なのは、この段階でのA-B間repeatボタンの表示で、斜線が引かれた状態になっている。

つまり、一見A-B間repeat機能が動作していない(つまりA-B間の設定はなされておらず普通に初めから終わりまでが繰り返し演奏される)と見えるにも関わらず、実は、A-B間playが固定された、という意味なのだ(ことによるとあまりにも表示のイメージと実際の意味が違うのでバグなのかもしれないが。)。

(実は、この段階で、また再生履歴のクリアを行うと、通常通り最初から最後までの演奏を繰り返す状態になる。この状態のボタンを確認してみると、AB文字とも白く、かつ斜線のない状態になっている。)

この段階でもう一度A-B間repeatボタンを押すと、またA文字がオレンジ色になっている状態になる。これは、B点は解除された状態になっていることを示している。この段階で中断すると、新たに中断した点がA点としてセットされ、その後再開すると、今度は新たなA点からplayが始まる。なお、中断せずにいると、B点がセットされない状態になっているので、そのまま最後まで演奏され、A点から繰り返しが始まるのは同様。

 

分かりにくいので、図もつけておきたいと思う。

www.dropbox.com

 

 

 

 

 

 

 

Windows10 2004 May 2020 Update

Windows10 2004 May 2020 Update をインストールしてみた。
インストール自体は順調に進み、特に問題もなかった。

導入してみてまず気づいたのは、よく使うから当然かも知れないが、MS-IMEについ。
まず、キーカスタマイズの方法が分からないので困っている。
以前のMS-IMEだと、プロパティからさまざまな設定ができたが、新しいME-IMEの「設定」を選ぶと非常にわずかなキーについての設定項目しか表示されない。その他、従来の詳細な設定はできなくなっているようだ。

次に、起動したアプリがアクティブにならないこと。
これは、のどかから起動するAFXW(あふ)についてだけなので特殊なことなのかもしれない。
これも調べてみると、過去記事で書いたレジストリの設定が修正前に戻っている。
windows10のプログラムランチャー - Letters from lanternj
まあ、これは効果があるかどうかわからないものだし、本質的におかしなところがあるので、そちらを修正することか。
これに限らないのだが、マイクロソフト製のアプリというかシステムでは、のどかを使っていると特定の文字だけが入力できない、という変なことが起きる。これは非常に不便で困っている。
これはのどかのようなツールに、そんな器用なことができるとは思えないし、マイクロソフト関係だけで起きているので、なにか変なことがあるのだと思う。何をしているのだろうか、という感じだ。

windows10メニューのタイルのグループ

windows10スタートメニューでは、タイルが表示される。
それはいいのだが、勝手にグループ化されるのが煩わしく感じる。
タイルがグループ化されず、ベタッと表示されるオプションはないのかと思ったのだが、どうもないようだ。
グループを削除してみたところ、タイルもすべてなくなってしまった。
ちょっと驚いたが、これはこれですっきりしてよいな、と思っている。
もともとこのタイルというのも、windows8のメトロからか、出てきたもので,かつては無くても困らないものだった。

Mouse Jiggler

しばらくPCをさわらずにいて、再び使おうとすると、何かが動いていて、なかなか反応しない。
いったい何が動いているのか、私がやれる範囲で調べて止めるようにしたりしているのだが、効果がない。
気持ちが悪いので、変なプログラムが動かないようにしたい。
そのためには、常にPCを使用している状態にしておく必要がある。

ツールとして調べてみて、Mouse Jiggler というツールを使ってみようかと思った。
https://archive.codeplex.com/?p=mousejiggler

ところが、これを動かそうとすると、そもそもsmartscreenレベルで拒否されてしまう。
また、関係のサイトにアクセスするのも様々な障壁がある。

プログラム自体が悪質なわけでもなくコードも公開されているのに、これはいったいどうしたことか。

このプログラムはUSBからも起動させることができ、離席時のロックを回避するなどセキュリティ上の問題を生じさせる可能性がある。
ただ、それはまあ大したことでないというか、こんなに徹底的にアクセスや存在を抹消しようとするほどのものでもないように思う。

一方で、FBIが押収時にPCを動いたままで確保するのに利用しているという記事がある。
www.electronicproducts.com
www.youtube.com

特にFBIがこうしたツールを使うこともありうるだろうし、大したことをしているわけでもない。
それでも、捜査機関に利用されることがあるのが問題だ、ということだろうか。
どうもよく分からないところがある。

また、こうしたUSBから起動できるようなものではなく、利用者がインストールするようなものは、マイクロソフトストアでも普通に扱っている。
www.microsoft.com

いろいろ分からないことがあるな、と改めて思っている。

眞先敏弘「酒乱になる人、ならない人」

ふと読んでみた本。
私自身は、そんなに酒乱ということもないと自分では思っていますが、社会的に問題になっていなくても、お酒の上での行為で反省すべきことはかなりあります。
また、アルコールを含む依存症の問題や、病に至らなくても自分として好ましくないと考えているのに習慣化している行動にも取り組みたいと思っています。
この本は、題名がやや軽めではありますが、内容は充実しており、よい本と思いました。

酒乱になる人、ならない人 (新潮新書)

酒乱になる人、ならない人 (新潮新書)

印象に残ったところを引用してみます。

酒や麻薬はそれらの薬理学的作用によって人工的に快感という報酬を人間に与えているのだということが分かってきます。酒飲みには耳が痛いでしょうが、酒を飲んで酔うことのこのように何の努力も伴わずに快感という報酬を得ることなのだ、という認識を持たなければなりません。そして世の中そう甘くはないというのは、この努力いらずの快感が「依存症」という恐ろしい病気と常に表裏一体の関係にあるということなのです。当然ですが報酬を得る正しいやり方は、そのために一所懸命努力するということです。また私たちのごく正常な日常生活で快感を得るにはこの方法しかないのです。そして努力し苦労した時間が長いほど、目的を達成した時の快感も大きいものです。こうした種類の行動においては連続した快感を得るのは難しい。なぜなら報酬と報酬の間に努力している時間が必ず必要だからです。このことは依存という現象を考えるうえで大変重要です。
次のことをぜひ覚えておいていただきたいと思います。すなわち快感を得るのが困難であるほど、その行動に対する依存が形成されにくいということです。逆に言えば飲酒や麻薬の注射のように連続した快感を得るのが容易な行動ほど依存が形成されやすくなるのです。個人的な見解ですが、報酬を得るのが困難であれば困難であるほど、それは価値のある行動と言えるのではないでしょうか。

この議論には異論もあるでしょうし、また、そうであるとしても厳しい環境下のストレスを一時的にでも緩和するための快感を得るということは意味があるのかもしれません。
また、依存症という形で病気になってしまった方には当てはまらないかと思います。
麻薬のような薬物を一度やってしまった人に対して、価値の判断を求めるのも難しいところがあるかと思います。
ただ、通常暮らしている私のような人間には考えるべき言葉と思います。
それにしても、逆に一生懸命努力して成果を得る、ということは、依存症というか習慣化することが難しいというのはしみじみします。

なお、先日読んだ町田康さんの「しらふで生きる」では、記憶がだいぶ薄れていますが、晩に飲むお酒で得る(小さな)幸福(快感)について、
一日頑張ったから少しお酒を飲むくらいの幸せを得てもいいだろう、と考えるかもしれないが、人間はそのような幸福に値しないのではないか、
ふさわしくない幸福を求めるのはいかがなものか
といったことが書かれていたように思います。
ある意味、似ているようにも思います。

また、アルコール依存症になったら断酒しかない、適度に飲むということはできない、と言われます。
眞先さんは、いわばアレルギーを発症したようなもので、ずっとそれを避けなければならない、という例えをされています。
実は、私はこれには違和感があります。
まずアレルギーとは違うと思いますし、眞先さんも

生涯にわたるような長期の依存形成には、シナプスが新たに作られることにより神経細胞のネットワークが変化するという現象が関与している可能性はあります。

と書かれています。
したがって、その逆によって依存症をなくし、適度の飲酒が可能な認識パターンにすることは可能のように思われます。
まあ、まったく素人の暴論ではありますが。

また、もう一つ、興味深いのは、快感をもたらすA10神経の活動が、人間がある特定の場面に遭遇した時に様々な行動の報酬とそれに伴うリスクを過去の経験に照らして判断することによってどのような行動をとるかを選択するという、非常に高度な機能を果たしている基底核-視床-大脳皮質回路の中の各領域のほとんどのものと連絡している、と指摘しておられます。
また、このことから、

(これらは、人間の行動の選択は多くの場合理性的に行われていると思いがちですが、その実、好きか嫌いか、快感を得られるかどうかといった極めて感情的な影響に左右されているという事実を裏付けています)

と書かれています。
それはそのとおりなのだと思うのですが、まさに眞先さんが書かれていた通り、何によって快感を得ることができると考えるのか(それがその人の判断に組み込まれているか)が問われているということかと思います。
人間は、割と他の人に喜んでもらうのが好きなので、こうすれば相手の笑顔が見られる、ということで快感を得ることができるかもしれませんし、
「世界の平和に貢献する正義の味方のオレってスゲー」という感じで快感を得るような人も、子供を見ていると割といるかもしれません。
その意味で、快感を得るために行動する、ということはあるとして、その快感がどのようなものであるかと判断する、ないしはどのようなことで快感を得るかを自ら習慣づける、ということが大切のように思います。

なお、私は、この「酒乱になる人、ならない人」と「しらふで生きる」を併せて考え、お酒を飲みたくなったら、その目的の小さな快感をお酒以外で得るように心がけてみました。
これが意外と有効ですが、ただ、私としては、山海の珍味が出たら、それに合うお酒は飲んでしまうな、と思っています。
(そんな機会があまりないので問題ないかと思ったりします。)