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ドン・キホーテ

昨日は兵庫県芸術文化センターで、ABTのドン・キホーテを見てきました。 会場の盛り上がりが素晴らしくてびっくりしました。 ホセ・カレーニョはよかった。 ABTを今年で引退するのでしょうか。しみじみします。バジル : ホセ・カレーニョ キトリ : パロマ・…

ロシアに届かなかった手紙

風光書房から通信販売で購入しました。 懐かしい司修さんの装丁。 とても美しい。 同封の納品書に 「江古田から駿河台に越して12年になります。」 とありました。 風光書房 http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20050122 日本の古本屋 http://www.kosho.or.jp/se…

Rewrite

やっと値段が落ち着いてきたので、つい、買ってしまいました。 初回限定版はでかくてびっくり。 携帯ストラップまで入ってる。 膨大な時間がかかるらしいので、少々びびっております。 一日10分以内!>自分 このゲームへのAmazonでのコメント群はとても面白…

星にいく汽車

昨日、ROCCAでご飯を食べながら久しぶりに完読? 集英社漫画文庫の一冊で、 星にいく汽車 夏子の一日 3月になれば 男性失格 きゃべつちょうちょ が収められていた。 どれも本当に懐かしい。 「星にいく汽車」の表紙は、高校生の頃、トレーシングペーパでな…

蝉の声

昨晩から今朝にかけて涼しい。 昨晩も窓を開けて風を感じながら、本を読んでいた。 今朝は蝉の声で目覚める。 蝉の声をしみじみと聞いたのは、今年初めてだ。 読んだのは「困ってるひと」という本。 やはり私も仕事に邁進しないといけないと思いました。 ク…

ハウルの動く城&アブダラの空飛ぶ絨毯

宮崎駿さんのアニメの原作ということで、読んでみました。 アニメとは別次元で、比べるようなものではないと思いました。また、アニメの理解の際、参考にしない方がよいのではないかと思いました。 とは言え、さまざまな見方があると思いますし、Amazonのア…

事件の核心

グレアム・グリーン「事件の核心」を読了。 この余韻が特に懐かしい。これがグリーンの最高傑作とも云われているが、他のものも好きなのだ。 特にグレアム・グリーンのような場合には余計そうかもしれない。 それにしても良く書かれており、誰か一人を罪人に…

もう一つ愛されること

老人をストレスから防御する、との脈絡において、中井久夫「つながり」の精神病理208ページに次のような記述がある。 ・・・・激変のときに老人を守るのはまず自尊心であり、これをどう保つかには、老人の人格を崩れさせないという根本的な重要さがある。も…

1995年1月・神戸―「阪神大震災」下の精神科医たち

東京で震災に関する仕事をしながら読んだ本。 静かに勇気づけられた。 今、改めて読み返してみると中井先生のC3I的働きに驚かされるが、東大分院精神科の長であったということを読み頷いたことだった。あの大変な時代にそのような職にあったとは。1995年1月…

世に棲む患者

久しぶりに中井先生自身の本を読みました。 示唆に富み、読んでいると素直に生きていくことができそうに思えます。世に棲む患者 中井久夫コレクション 1巻 (全4巻) (ちくま学芸文庫)作者: 中井久夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/03/09メディア: …

物語の多義性

先日、ある人が、竹内まりあさんの「駅」という曲が好きだ、と話していた。 私は知らなかったので、ネットで検索してみる。 YouTubeで聞いてみると、懐かしい感じのよい曲だった。 そのコメントを見ると、歌詞の解釈が二様あり、それぞれに思いを書いたコメ…

関西小説

森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」という本を読みました。 私が嘗て住んでいた京都、しかも書き出しは私の仕事場のあった先斗町、木屋町で参りました。 それにしても、シャツインで、メガネという男性主人公には思い切り感情移入できますね。 東京でも…

きょうの猫村さん

猫村.jp http://www.nekomura.jp/

告白

(これは、実は2011年7月24日用なのですが、こちらに移動しておきます。) 実は、告白すると、Rewriteと共に「おたく☆まっしぐら」も買ってしまった。 しかも、こちらは18禁(18禁にしなくてもいいのにな〜、買いにくくて困る。微妙なドキドキ感のみのために…

おたくの品格

おたく☆まっしぐらを終了(2011年7月31日)。田中ロミオはやはり強烈な倫理感を持っている。 倫理感を持っているから悪いことをしない、というのではないが、本質的な倫理感があれば物事の判断を本質的には誤らない。これは、即ち人間を見ると言うことであり…

Basildon Bond

手紙用品入れにあった、懐かしい雰囲気の、透かし入りの便箋で手紙を書きました。 Basildon Bond という会社のものですが、会社のサイトを見ると、私の手元にあったのは1970年代のものですね。 リンクの写真は緑の表紙のAzureですが、私の手元にあったのは赤…

おたくのチャレンジ

これも、おたく☆まっしぐらの感想。この作品は、また、おたくという、やや奇妙な存在を許すような環境の大切さをも主張している。 それがメインであるかも知れない。 そのような自由を守るために戦う、というのが本質なのだろう。 今は、本当に、大人の世界…

おたくの謙虚

おたくの品格と同じことではあるけれど、漢(おたく)は自分の無価値を知っている。 だから、謙虚なのだ。 おたく☆まっしぐらでも、ガレキのために命を捨てることもいとわない(実際は兎も角表現としては)と言っているし、まして好きな女の子に好きだの何だ…

グラフギア1000 0.3ミリ

かつて愛用していたパイロットのハイメカホルダーH-3003をなくしてしまい、購入しようと思ったら既に廃盤。 オークションで見ると、本来の値段の2倍以上で取り引きされている。 ちょっとびっくり。 仕方がないので、同様に先の保護機構のついているしっかり…

In the Soup

本日某所で見た映画。 怪しい人たちが出てくる映画らしい。 怪しいところで怪しい映画を見るのは最高ですね。 大体、隣の席に座っていた男性は、シーモア・カッセルみたいだし。イン・ザ・スープ プレミアム・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン…

城砦 Antoine Saint Exupery

帰宅途中自宅近くのレストランで食事。 最近できたモロッコ料理のお店。 メニューを持ってきてくれたマスターが「モロッコはよい国だ」と言い、注文を聞いて調理場に戻る際、モロッコについて書いた本を渡してくれる。 カサブランカはモロッコにあること、サ…

園丁

少し前にも書いたけれど、この頃、キプリングをよく読むようになった。 特に、晩年の作品は凄まじい。 http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20110201 「園丁」は「祈願の御堂」に収められている作品。 http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20101122 私も、本当に理解…

ひと月9000円の快適食生活

・旨い料理しか認めない ・健康維持の栄養バランスを崩さない ・手間いらずの料理しかしない ・食費はひと月4桁以内しか認めない ・素材は入手しやすい物に限る という方針での料理と言うことで、1日3食を作る時間が65分とのこと。 私としては、時間は、…

楊枝

道元の正法眼蔵第50巻は洗面の章ですが、その中に楊枝の使い方があります。 この楊枝は、どうも今の爪楊枝ではなく、もっと太いもののように思われます。今の歯ブラシのようなものについても言及がありますが、 「馬の尾を寸餘にきりたると、牛の角の大きさ…

Daiespringe mishandeelt

キプリングの「損なわれた青春」(Dayspring Mishandled)を読みました。 久しぶりに面白い小説を読んだ、という気持ちです。 正にハードボイルド。 実に格好いい。 正に幾重にも塗られた暗い重厚な絵を思わせます。 この短編集の中では、「ミセス・バサースト…

花の降る午後

お昼をご一緒した方が、宮本輝という作家が好きで、神戸を舞台にした小説も読みました、と話しておられました。 私は、実は宮本輝という方の作品は読んだことがなかったのですが、今度読んでみようと思います。 花の降る午後 (角川文庫)作者: 宮本輝出版社/…

「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術

実は、私は読んでいません、すみません。 何故か、万年筆(とその関連文具)店の Pen and Messageに置いてあったので、面白いな、と思ったためです。 私も、手書きでの書き物は基本的に全部、万年筆ですが、一方、PCでの「書き物」は、基本的に、ほぼ全部マ…

エックハルト ラテン語著作集

先日、エランベルジェの著作集を購めたあかつき書房で、一巻、二巻を購入。 エランベルジェの著作集も、また三巻揃いで出ていて、何だかうれしい。 少しずつ読んでいますが、何だか妙に分かりやすいのが不思議。 エックハルトの著作は、普通の本の読み方とは…

サーヒブの戦争

「祈願の御堂」に収められている作品。 アフリカには行ったことはないし、ゲリラ戦を戦ったことはないが、眼前に光景が展開しているような気になる不思議な小説。 どのような含意があるのか、或いは無いのか、分からずに読んでいるので、逆に「そのまま」に…

祈願の御堂

何という不思議な話だろう。祈願の御堂 (バベルの図書館 27)作者: ラドヤード・キプリング,ホルヘ・ルイス・ボルヘス,土岐恒二,土岐知子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1991/10/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る ミ…