MS Excel でのテーブル機能

昨日は、エクセルで作業をしていて、一行おきに色を付けたいと思いました。
範囲指定して、書式設定から式と書式を選んで設定すればいいのですが、※
上の方のメニューのテーブル形式とか言うのが一行おきに色がついていていい感じ。
実はテーブル機能の何なのかをよく知らずに、単に一行おきに色がつく書式くらいに考えて、
「テーブル形式に変換」
をしてしまいました。
見たところは、一応目的を達したように思ったので、まあいいかと思っていました。
その後、範囲指定して並び替えをしようとしたところ、これが効かない。
私は一番上の方の数行に、合計とか、参照とかをセットしているので、この行は外してソートしたいのです。
ところが、最初の1行を除いて、こういう自分としてはコメント行のつもりの行も含めて、強制的に全部の表についてソートされてしまいます。
これには悶絶。
しかし、これもよく調べないでやるとこうなる、といういい例。
テーブルは、いわば自動作表機能なので、正に表としてセットされた範囲はそのように扱う、ということなのですね。従って、合計行はテーブル機能の一環として、合計行としてセットする(追加する)ことが必要なのでした。
(参考)http://www.icsjpn.co.jp/kanri/data/2009/7/point.pdf
とりあえず、急いでいてそういうことが分からなかったので、わざとOffice2003の形式で保存してテーブル属性を外し、範囲指定をしてソートしました。いやはや。


ただ、調べてみると、テーブル属性を外した場合でも、従来のように範囲指定をしてソートして、それからキーとなる列を選択する、ということではない。
これも、ちょっと戸惑いました。
範囲指定後、キーとなる列に、タブでカーソルを移してやる必要があります。
これはちょっとどうかな、という仕様。
範囲指定する場合には、やはり範囲指定の最初のセルにポインタを持って行くと思うので、その列がキーでない限り、必ず移動させないといけない。
しかし、「ソート」と「カーソル位置の移動」とは頭の中で普通に結びつく概念ではない。
やはりソートをやろうとすると、主キー、サブキーという形の選択画面が出る方がコンセプト的によいように思う。作業手順が、2007の方が少なくなる、と言うことなのかも知れないが、工数より理解のしやすさ、ということがあるのではないか。
(参考)http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel2007/excel2007-sort.html#itibubun


あまり関係ないが、私は旧字が好きで、少し前に台湾に行ったときには旧字が多くて本当にうれしくなってしまった。確かに複雑かも知れないが、覚えるには旧字の方が考え方が分かってとてもよいと思う。
日本と中国の漢字の簡略化の要請も分からないではない。しかし従来からの草書のように、本来の文字を崩していく、という方向ならまだしも、関係ない文字を一部として用いるといようなことは止めるべきではなかったろうか。
特に常用漢字制度という、勝手に別の感じを当てはめたり、漢字の用途を絞ったりすることには、これはもう明らかに反対だ。これは一体、何のためなのだろう。役所の事務処理のためなのかも知れないが、それは勝手に中でやっていればいい。なぜ新聞社なども追随するのか残念なことだ。
人名や住所が問題なのかも知れないが、申請書類については、コードとして統一すればよいのだ。
その意味では、本当は国民に一意のIDを付す、というのは大切なことと思う。


テーブル機能の方は便利そうなので、今度試してみようと思います。


今日はエクセルでは久しぶりにScroll lockが効いて、カーソルが動かず、画面が動くという症状も出てしまいました。久しぶりだったので、対処方法を忘れていて、ネットで検索して次のページで教えておもらいました。
http://sakaba.cocolog-nifty.com/sakaba/2006/07/post_d7e2.html
http://hpcgi1.nifty.com/kenzo30/a_cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=79785&rev=&no=0&P=R&KLOG=399



=MOD(ROW(),2)=1 とか。
参考http://plaza.rakuten.co.jp/pasodairy/diary/200505170000/
http://www.icsjpn.co.jp/kanri/data/2009/7/point.pdf