Schlesinger Adventure SZ3050

pakira_s2010-02-23

と言うことで、
http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20100220#p1
に書いたとおり、生水さんでSZ3050を購入しました。
普段私が携行するものの量からすると、少し小さいかな、と思っていたのですが、鞄の構造が使い易くできているので正にジャストサイズ。
RIMOWAの鞄を購入したときも思ったのですが、こうした老舗の鞄は、ずっと同じものかと思うと微妙に変わっています。
それは、細かいところの改良で、頭が下がる思いです。


例えば、背負紐を出すところ。


製造販売元の Korchmarの現在のサイトでは次の写真の通り。
背面にジッパーのラインが2列あって、下の方のジッパーの口から背負紐を出しています。
http://www.korchmar.com/picture_popup.php?image_aspect=2&item_id=82
http://www.korchmar.com/index.php?level2=catalog&level3=item_detail&item_id=82


生水さんのサイトでは、次の写真の通り。
http://www.ameyoko.net/showz/item/schlesinger01.html
色合いはKorchmarのサイトと違って見えますが、実際には同じと思います。
やや薄く軽めに見えますが、実際にはテント地ですから、厚くてかたく、しっかりしています。
背負紐は、上の方のジッパーの口から出しています。


そして、私の購入したものは、掲載している写真の通りです。
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、上の口はフリップが付いていてベルクロで留めるようになっています。背負紐を出しているときは、このフリップは背負い紐の上に載る形になりますので、固定されず、浮いた形になります。
私のこれまでの生水さんでの購買経験からすると、生水さんが型落ちのものを販売することはなく、むしろどこよりも早く新しいものを入れてくれる感じです。
従って、私が購入したものが一番新しい型ではないかと思います。


この型の何がいいかというと、次の2点です。

  • ファスナー式のところから出すと、皮のトリムが金属のチャックに当たって傷んでしまうが、それを回避できる。ことによると、以前の型は、柔らかいプラスチック製のチャックを使っていたのかも知れませんが、そうだとすると、この鞄のアドベンチャー的な雰囲気にはそぐわない感じです。
  • フリップがついているので、背面のポケットの中にゴミや水分が入りにくい。最も、ファスナーの場合には開口部が狭いため、フリップが不要だったのかも知れませんが。



どうも公式のように、下のチャックのところから背負紐を出すのは、背負いにくいし背負紐に傷が付くし、やはり生水さんのところの写真のように出すのが正しいように思います。写真を見てもらえば分かりますが、この方がやはりしっくりします。


ベルクロの受けが身体に当たるので、モコモコのセーターとかだとくっつくかも知れませんが、私の持っているオイルセーター系の結構モコモコしたものでも大丈夫でしたので、通常の使用であれば問題ないように思います。


比較的長い歴史のある型のようですが、大変気に入ったので、これからも引き続き作り続けてもらいたいと思いました。