キプリングの「損なわれた青春」(Dayspring Mishandled)を読みました。
久しぶりに面白い小説を読んだ、という気持ちです。
正にハードボイルド。
実に格好いい。
正に幾重にも塗られた暗い重厚な絵を思わせます。
この短編集の中では、「ミセス・バサースト」がかなり怖い。ほとんど怪談というか恐怖小説のようだ。
個人的には、「ブラッシュウッド・ボーイ」がとても気に入りました。
- 作者: ラドヤード・キプリング,橋本槇矩,Rudyard Kipling
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/11/16
- メディア: 文庫
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