蝉の声

昨晩から今朝にかけて涼しい。
昨晩も窓を開けて風を感じながら、本を読んでいた。
今朝は蝉の声で目覚める。
蝉の声をしみじみと聞いたのは、今年初めてだ。


読んだのは「困ってるひと」という本。
やはり私も仕事に邁進しないといけないと思いました。
クマ先生のミスというのもなかなかしみじみしますが、全体のトーンからすると、むしろ共に喜んでいる言葉なのかも知れないとも思えます。


先日、私に「どこででも生きていけそうな人だ」と言った人がいるけれど、このような本を読むとあまり自信がなくなる。
学問は、やはり現実と切り結ぶためにあるのだ、と改めて思う。
学問に真摯に向かえない、ということは、また現実からも逃げているのだろう。


困ってるひと ポプラ社

困ってるひと

困ってるひと