エーデルシュタイン

私の主力のインクは、ペリカンのロイヤルブルーで、本当に長年に亘って使ってきたインクです。

最近は、他社のものに加えパイロットの万年筆を使うことも増えたので、パイロットのインクも購入しました。
私の場合、パイロットの一部の万年筆は、どうも他社のインクではうまく紙に文字を乗せることができないことがあるため、パイロット製のインクを使っています。何故なのか不思議なのですが、このパイロットの万年筆は、パイロット製のインクだと気持ちよく書くことができます。
ブルーブラックをポン酢サイズで購入したので、最近はパイロットのブルーブラックの入っている万年筆が多くなりました。

インク瓶で素敵だと思うのは、最近ではペリカンのエーデルシュタインです。
瓶も美しいのですが、蓋が特に好きです。
重厚で、中の押さえがしっかりと蓋に固定されており、瓶の口にくっつくことがありません。
パイロットとかペリカン、ラミーなどの瓶は、少し強めに締めておくと押さえのシートが瓶の口にくっついてしまい、蓋を開けるときにちょっと工夫が必要になるのが残念に思っています。(大した手間ではありませんが。)
特に、色彩雫の瓶はとても好きなので、蓋が今ひとつなのが残念です。
今は、エーデルシュタインの空き瓶に、パイロットのブルーブラックを入れたりして使っています。
吸入式の万年筆にインクを入れる際には、パイロットの70ml用の瓶が使い易いと思いますが、私の場合、注射器かスポイトで入れることが多いので、蓋の扱い易いエーデルシュタインの瓶を利用しています。

嘗て万年筆のインクフローが悪いとき、私も「調整」などということは全然知らなかったので、つけペンのように使っていました。
そのため、インク壺も、特に海外に行くとよく買ってきました。
美しいガラスのインク壺はいいものだと思うのですが、最近日本で見るものは海外のものも含めどうも私には派手なものが多く購入意欲が湧かない感じです。