霊岳ソフトと「世界ノ全テノ全テ」

今日は、なんとなくうれしいニュースを。

私は、

永遠のおわりに
永遠のおわりに(はてな)

とかで書いているように、たまソフトという会社のゲームはとても好きでした。

上のリンクの記事で書いているように、たまソフトは解散してしまい、サイトもなくなっていました。

今日、ふと通販サイトの「新作ソフト」のコーナーを見ていたら、
「世界ノ全テノ全テ」

というゲームの紹介が出ていました。

2012年8月31日発売のようです。

早速調べて見ると、通常版にはdirector’s cutのみ、限定版には、director’s cut と remind of you, そしてかつての通常版等が入っているようですね。

また、amazonでは、remind of you と かつての通常版が収められた
世界ノ全テ ~ remind of you ~

も購入可能のようです。こちらは、新品は9640円、中古なら1270円というお値段です。

私の個人的な趣味としては、実は圧倒的に「世界ノ全テ」無印版(かつての通常版)が好きで、新たな「ノテノテ」通常版に「ノテ」通常版(無印)を収めてくれないのは非常に残念。

あの新たな始まりを思わせる爽やかなラストとその際の音楽は今も鮮やかに思い出せる。

一方、多くの方に好評のように思われる remind of you の終わり方は、私には説明的過ぎることと、主人公と一体化できず傍観者になってしまうことのために余りよいと思えない。

ただ、ドラマとして見ると確かにこの終わり方の方がよいのだろうと思う。

今回のdirector’s cut は、おそらくremind of youをベースにしていると思う。

それはよいと思うのだけれど、ぜひ通常版も同梱して欲しかった。

というようなことよりも何よりも、霊岳ソフトとしての活動再開がうれしい。

是非「永遠の終わりに」の再発売(現在のものも購入できるのでいいのだが、ちょっと誤字などもあるし、桃ルートも欲しい)とか、「Lost Child」のキャラクター別音声出力選択機能(或いは、単に主人公のボイス削除)をお願いしたい。

(私は例えヘタレと言われようが主人公になり切るのが好きなので、主人公の音声をカットできないゲームはやることができない、というか、映画のような物、と頭を切り換えないと駄目なのだ。Lost Child はとても面白そうで是非主人公になり切りたいと思っているので、実はまだ初めの部分しかやっていない。)

「霊岳ソフト」というのはなんと読むのかよく分からないのだが、サイトのロゴをみると、「たまソフト」ではなく「たまおかソフト」と読むのではないかと思われる。

ただ、これはこのゲームに限ったことではないのだけれど(なのでいつも書いているが)、販促カードの絵柄を何とかして欲しい。

私も、18禁のゲームをやっていると言ったときに軽蔑の眼差しを受けると、

「名作と言われる文学作品でもそのまま映像化したら18禁になるものが多いのではないでしょうか」

とか反論しているのですが、この販促カードがゲームのサイトに載っていると、非常に反論しにくい。

こんなの欲しい人は余りいないのではないかと思うのですが。。。。。

例えば、「世界ノ全テ」であれば、智子君の「セーターで猫ポーズ」カードを作るのが販促にも寄与すると強く思います。



http://lanternj.com/cl/?p=8746