WinLPrtとsed

少少しじっくり文章を書くことができるようになった。
その際のツールはテキストエディタになる。
そして、その際のプリントのためのツールは、winlprt になる。
本当に久しく、秀丸エディタとwinlprtの組み合わせで文章を作成することをしていなかった。
それは、余り長い文章を自ら作らずに過ごしていた、と言うことであるのかも知れない。
今回は、私の所属する団体の規約をテキストで打ち込み、そしてそれを一定の書式で打ち出すためにwinlprtを使ってみた。
winlprtは本当に便利なツールで、私もずっと愛用しているが、作者の方は、2016年5月17日にご逝去されたとのこと。

今回は、コメント行を印刷の時に削除することに挑戦。
当初は、sed.dll を使い、改行コードをnullで置換して削除することを考えたのだが、winlprtを通すと、\nという文字列では改行コードを認識しない。Quotation Markで括っても同様だ。
仕方がないので、dコマンドで特定の語を含む行を削除する方法を取ることにし、行頭に#のある行を削除するコマンド /^#/d を入れてみたところ、削除することに成功。
原因が分からないところは残念だが、何とか目的とするところは実現できたのでよかった。

久しぶりにWinLPrtを動かしてみて、もう一つ苦労したのが認証。
インストールのためのファイル自体は発見できたのだが、インストール後に登録が必要となる。
登録しないと試用扱いで、すぐに印刷ができなくなってしまう。

winlprtの登録のための認証のポップアップには、名前、所属、niftyの送金番号、パスワードの入力欄しかないように思う。
そして、私はVectorで支払をしたので、niftyの送金番号は持っていないのだ、
今から再度購入しようとしても、作者の方も亡くなっており、既に購入はできない状態だ。
ひょっとして、私もniftyの送金番号を持っているのだろうか、niftyが送金代行サービスを停止してから例えばvectorの方で引き継いだとして、その場合にはvectorの方でそれが確認できるのだろうか、などとと考え、いろいろ検索したり、調べてみたりしたのだが、vectorの方も、5年間しか遡れず、やはり分からない。
ふと、パスワードの欄に、Vectorのライセンスコードを入れてみた。
すると、無事に登録できるではないか。長い間分からずにいたのだが、いろいろ試してみるものだな、と改めて思った。