Dropboxのスマートシンクも便利な機能だとは思うが、すぐに使うためのデータについては機能をオフにしておきたい。
その方法は下記のとおり。
スマート シンクとシステム拡張機能 | Dropbox ヘルプ
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Dropbox Plus、Family、Professional、Business アカウントのシステム拡張機能を無効にする
Dropbox Plus、Family、Professional のユーザー、Dropbox Business チームのメンバーであれば、いつでもシステム拡張機能を無効にできます。ただし、システム拡張機能を無効にすると、スマート シンクも無効になります。スマート シンクを利用するには、システム拡張機能を有効にする必要があります。
システム拡張機能を無効にするには、次の手順に従ってください。
dropbox.com にログインします。
右上にあるアバター(プロフィール写真またはイニシャル)をクリックします。
[設定]をクリックし、[全般]をクリックします。
[Dropbox システム拡張]にスクロールします。
この設定を[オフ]に切り替えます。
Dropbox Business のチーム メンバーでチームの管理者がシステム拡張機能を無効にすると、Business アカウントにログインしているデバイスでスマート シンクを利用できなくなります。また、個人用 Dropbox アカウントでも利用できなくなることがあります。
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上記の説明は、私の問いに対しては裏からの説明になるが、これでとりあえず試してみたいと思う。
スマートシンクは、基本設定の「同期」タブで「ローカル」にしておいても解除されない。
ここで「ローカル」か「オンラインのみ」かの選択は、文字通りの意味であり、オンラインを選択する場合には、常にファイルはオンライン上にあり、そのカタログの範囲が次の選択的同期で選択されたもの、ということであるのかもしれない。
一方、ここでの「ローカル」には、スマートシンクも含まれる、ということなのだろう。つまり、スマートシンクの場合は、基本的にはユーザはオンラインかローカルかは意識せずに利用することができ、その制御はDropbox側がやってくれる。そして、その場合でも速度の問題やファイルの性質によっては、使うときにダウンロードしてくる、ということでは適切に動作しない、というものがあるならば、それはローカルにおいておくという選択ができる、という仕組みなのだろう。
その意味では、基本設定の中に、スマートシンクを全体としてオンにするかオフにするかのオプションがあって然るべき、ということになる。しかし、どうやらそのようにはなっていない。Dropbox Businessにはそのようなオプションが基本設定の中にあるらしいが、Plusの場合にはない。
実は、Dropboxのデスクトップアプリを起動し、右上の3つの点をクリックすると、スマートシンクという項目が出てくる。これをクリックすると、「オンラインのみ」と「ローカル」という選択肢が出てくる。ここで「ローカル」を選ぶと(選んでもチェックマークがつくわけでもなくどちらが選ばれているかもわからないのだが)、特に何が変わったということもない。
-- 以下については、その後確認したところ、間違いのようだ。そもそも上記のように、どちらを選んだかもわからないので困ったものなのだが、その後、別機で確認してみると、それぞれのファイルを右クリックした際の「スマートシンク」という項目も消えていない。また、選択的同期で選択したフォルダ内のファイルがローカルに保存されるということもない。
これは大変困った仕様で、なんとかスマートシンクを解除する方法を今後もチェックしていきたいと思う。Dropboxの利用はやめようかと思うくらいの欠点と思う。
ただ、その後は、Dropbox内のフォルダやファイルを選んで右クリックをしても「スマートシンク」という項目が消えている。これはつまり、ローカルとオンラインのみという選択がファイルやホルダごとではなく、システムとして設定され、それ故に個別のフォルダやファイルでは設定ができなくなった、ということであるのかもしれない。また、シンク対象ファイルについても、数がぐっと増えている。したがって、スマートシンクが解除されていることが伺える。
確かに、フォルダ単位で(例えばDropboxフォルダ直下のフォルダを全て)スマートシンクの設定として「ローカル」にする方法もあるとは思う。しかし、システムとしてスマートシンクを無効にする方法も、より分かりやすく示してもらいたいものと思う。