スマホ用に萌えappから、Gansta Republica / GanGansta Republica / Gansta ArcadiaGansta Republica / Gansta Arcadiasta Arcadia が提供されている。
猫撫デストーションも面白かったので、この2つをやってみた。
とても良かったと思っている。
特に、猫撫デストーションでもそうだったが、「寂しい」感じがとてもいい。
風の強い曇りの日、誰もいない河原の公園に一人でいるような感じだろうか。
Gansta Arcadiaは、構想段階では、2ルートあったのではないだろうか。
選択場所はあるが、選択肢が1つしかないところがある。
また、Gansta Republica では、Genesis が2つあり、本当は2つのGensisに対応するルートがあったのではないか。
Gansta Republicaの現行のendは、こおりのGenesisに対応したもののみのように思う。
こおりのGenesisの最後の、
「春。あたらしく3年になって、新しいクラス分け。
昇降口のところに張り出された紙を見上げる。
そこにある自分の名前と相手の名前を確認してー
あたしは、感情を抑えることができなかった。
『はじめて叶と同じクラスだっ!やったーー!』」
とあるのは、正に新たな聖天義学園ができているということだろう。
つまり、例えば1年、2年と違うクラスで3年で一緒のクラスになったという意味ではなく、3年生を何度も繰り返す中で、初めて一緒のクラスになった、と言う意味なのだろう。
そして、Gasnta Arcadiaの冒頭のxxxth summer of "Gangsta Republica" とあるのがちょっと鳥肌が立つ。
Gansta Republica で春日が「あくまで偽物のループなんですから、何年も続けてると、人間は年をとりますよね。」と言っていた。
それなのに、何百回というループになっている。
Gansta Arcadiaでは、最後に声を失い、文字を失っているように見えるが、実は肉体を失っているのかも知れない。
ただ、アマネ(天音)が人格を救おうとした段階は、まだ過剰なループが聖天義学園に止まっている段階で、禊の言う、社会全体に広げるところは始まりつつある段階で会ったのではないか。
思いだけが学園に止まっている、その思いがどのように学園、社会に伝播していくのか。ボットというコンセプトにはぞっとさせるものがある。
このルートでは、天使は、受肉するだけの力を蓄え、こおりと叶の子供の天音として生まれたのかも知れない。
また、全くの推測だが、禊のGenesisに対応するルートは、正に禊とともに叶が「救世主」になるルートであったのではないか。
その場合には、Gansta Arcadiaの前半は2年生ルートになるのかも知れない。つまり、禊を選ぶことにより2年生ルート、シャールカを選ぶことによって3年生ルートになる。そこまでは両義的に解釈できるものとして描かれる。
そして、禊を選んだ段階で、二人の子供の周が生まれ、成長していくルートができ、大きなループができる、その重なりの部分で幼い叶に成長した叶と娘が出会う、と言った感じになることを夢想してみる。つまり、幼い叶が会ったのは、救世主である叶とその娘であったのではないかと思ったりする。
そのようなルートを描き切るのはGansta Republica後1年では無理だったのではないか。
Orchestral Scoreをずっと聞きながら思いに耽っている。