ホットクックもおそらくファームウェアのアップデートもあるかも知れない、と思い、ネットワークに接続してみることにした。
(あまりメニューのネットからの入手とかには関心がなかったのだが。)
ホットクックには、当然ながらキー入力をするような機能はないので、入力をするようなプロセスは、まずアプリを通じてスマホと接続し、スマホから操作を行う、という手順になる。
ネットワークを利用したレシピの入手や出先からの保温設定などもスマホアプリを通じて行うことになるので、いずれにしろスマホアプリの導入とホットクック本体の接続はやることにはなろう。
この接続は、ホットクックの近くにスマホを持っていって、アプリ側から機器登録をすると比較的容易に行うことができる。
次に、wifiのネットワークへの接続。
ホットクックは2.4Gのネットワークにしかつながらないのだが、我が家も含め今は普通に5GのSSIDを吹いているルータを使い、通常は5Gのネットワークに接続しているケースが多いのではないかと思う。従って、まず、スマホを2.4Gのネットワークに繋ぎ直す必要がある。
通常、セキュリティ上の観点から固定ルータのSSIDは非公開にしていることが多いのではないか。したがって、スマホから接続する場合も、「非公開のネットワークに接続する」を選択し、予め調べておいたルータの2.4GのSSIDとパスワードを入力して接続する。この場合、ホットクックとネットワークを介して接続する必要があるので「プライベート」で接続しておく必要がある。
スマホを2.4Gのネットワークに接続したら、ホットクックのマニュアルに従って、
「設定」ー「無線LANネットワーク」ONー接続、そして「スマホのアプリの指示に従って接続して下さい」と出たら、スマホから操作して接続する。
実は、私は、つい、その時吹いていたモバイルルータの2.4GのSSIDのネットワークとスマホを繋いでおり、そちらの方で当初セットしてしまった。しかし、それでは、出先からの操作などができないので、固定ルータに接続し直した。
その場合には、スマホアプリからホットクックを削除し、再登録する必要がある。
また、その前に、ホットクック側でも、いったん無線LAN接続をオフにして、謂わばネットワーク関係設定を初期化しておく必要がある。
こう書くと面倒な感じに見えるかも知れないが、なるほど、キー入力などがなくても、スマホと接続して操作できるようにするなど、よく考えられており、理屈が分かれば接続も迷うところはない。
この辺のマニュアル化がなかなか大変なのだな、と改めて思った。