衝動

pakira_s2010-10-29

コンビニの駐車場に血まみれの二人の若い男性が乗せられた車。


少し前には、突然精神病者に刺されて亡くなるという事件もあった。


例えば、私が好きなクロスチャンネルというゲームにも、人を殺す残虐な場面(を暗示する映像)がある。
Cross†Channelは、主人公の黒須太一が、そうした人を害する衝動と戦い、負けることもある(負ける可能性もある)が、それを自らの罪と共に、必死に穏やかに受け入れ、一つ上の次元に至る話だった。


人は一人では生きることはできない。
こうした衝動を持つ人々のことを、少なくとも周囲の人々、地域の人々は知る必要があると思う。
クロスチャンネルで太一のことを皆が知った上で、仲間として接し、危ないときにはそれを回避するように、防止するように対応していたように(知らずに接して傷ついた人もいたが)、本当は、周囲の人々が情報を持つべきだろう。
いじめられ、社会復帰が妨げられる恐れがあるということもあるかも知れないし、最近の個人情報を異常に守ろうとする傾向からすると、なかなか受け入れられない考え方かも知れない。
しかし、その人を支援することも、その人がどのような支援が必要かを知らなければできないのだ。
心を開くことから、絆は始まるのではないかと思う。


写真は、摩耶ケーブルカーの駅から少し下ったところにある立派な廃屋の窓越しに見える木々です。
足場が悪い上、フラッシュも焚けなかったため、手ぶれがひどくて申し訳ありません。