アイリッシュコーヒー

次の会合まで時間があったので、早めに神保町へ行き、ミロンガで書き物をすることにする。
ミロンガはいろいろなビールがあるので楽しみにしていたのだが、ふと目についたアイリッシュコーヒーを頼む。
アイリッシュコーヒーの思い出と言えば、かつてアメリカを横断したとき、ふと立ち寄ったバーのようなコーヒーショップ(本当に基本的にはバーであったのかもしれない。)で飲んだことを思い出す。そのときにはアイリッシュコーヒーというのが何だか分からず注文したのだが、一口飲んでとてもアルコールが強いので車で移動していた私はグラスをそのままにして店を出てしまった。そのおいしい味をずっと覚えていたけれど、今日まで飲む機会がなかった。
人も、こうした飲み物も、不思議な出会いと別れがあることだ。