The Last Tycoon

とタイトルを付けて見ましたが、下記の詳細を見ると、
The Love of The Last Tycoon
になっている。編者の解説を読むと、それが作者の意図した題とのことですが、まだ私もこのDiaryではなじんだThe Last Tycoonをこの節の題にしておきたいと思います。
主人公であり敏腕プロデューサーのMonroe Stahrは素直に格好いいと思いますが、その颯爽とした姿よりは、「夜はやさし」の Richard Diver の一見情けない、しかし上品で芯のある没落の姿が私には、より格好良く思えます。
下記の日本語訳では読んだことがあるのですが、この版はフィッツジェラルド研究家というかマニアのMatthew J. Bruccoliさんが研究成果を盛り込んだテキストということで、注文してみました。楽しみです。

The Last Tycoon: The Authorized Text (A Scribner Classic)

The Last Tycoon: The Authorized Text (A Scribner Classic)