マイスター・エックハルト

霊操は毎日少しずつ読んでいますが、自分の依って立つところに不安を覚える時に開くのがエックハルトのこの本です。その悩みを持っているとき、エックハルトの本は、明確な安心を与えてくれます。
今日は「なぜという問いのない生き方について」を読みました。
神学の総本山ともいうべきパリ大学神学部で2度教授を務めたエックハルトは異端審問を受けることになります。彼は、それを受けて立ちますが、逃げようなどとは思わなかったであろうことが自然に理解できます。
下記の本は、訳もとてもよいと思います。

エックハルト説教集 (岩波文庫)

エックハルト説教集 (岩波文庫)