赤心

臆することなく、真っ直ぐに生きていくこと。
それが、おとぎ話のような生き方というものかもしれませんね。
かつて、私がとても好きだった「かぎのない箱」という本がありますが、その本の一番はじめの話は「陸でも海でも走る船」だったと思います。
ノキ、という気持ちのよい炭焼きの若者が助けたお婆さんと友だちの力で、ふしぎな船をつくり、お姫さまと結婚して末永く幸せに暮らす、というお話でした。
私が特に好きだったのは、ノキがまことにさわやかな若者で、お姫さまがそれを見て、とても気に入ってしまう、というところでした。
やっぱり、何かのごほうびにお姫さまと結婚するより、好きになってもらって結婚する方がずっといいですね。
「ノキは行くよ、ロンポチ、ロンポチ、ロンポチと」
Live well.