踊るリンゴ

今日は、夕食後、何となく温かいデザートが食べたくなって焼きリンゴを作ることにした。
皮のまま2つに切り、芯の部分をくり抜いて、バターと液状の砂糖を入れる。
半分を、アルミホイルを敷いてオーブンに入れ、200℃で25分にセットする。
15分立つと、何だかゴトゴト音がするので、オーブンを開けてみた。
すると、なんとリンゴが踊っているではないか!
くり抜いた部分の、溶けたバターとかがこぼれないかと思ったが、そんなには傾かずうまく踊っている。
私は本当に驚いた。
私がもいできたリンゴには妖精が住んでいたのだろうか。
もし、これが起こり得ることなら、なぜこんな重大なことについて、何も書いていなくて誰も教えてくれないのだろう。
ということで、私は既に焼きリンゴをおいしく食べてしまったのだが、妖精も一緒に食べてしまったものと思っている。