パイロットカスタム シルバーン

最近、と言っても随分前ですが、Pen and Message の吉宗さんが「店主のペン語り」でパイロットシルバーンという万年筆のことを書いていました。
見ると、ペン先は私がかつて使っていた万年筆と同じように見えるのですが、当時はパイロットカスタムといった名前だったように思いました。私の使っていたものは、クリップも現在のシルバーンのような先端が丸いものではなく、普通のクリップであったように思います。軸自体も、金属製でラインの入ったものであったと思いますが、スターリングシルバーのような立派なものでは無かったように思います。


この万年筆も、人にあげてしまったのか、無くしてしまったのか、或いはことによると実家の引き出しの中に眠っているのか、いずれにしろ行方知らずになってしまいました。


業務で使うときには嵌合式がよいと思っているのですが、最近は使い易そうに見える万年筆は螺子式のキャップが多いように思います。現行シルバーンは嵌合式ですので、嵌合式万年筆のセーラー旧銘木シリーズと併せて、仕事や作業の場でも使っています。


現在所有しているシルバーンは、紬の細字です。con70が入らないのが残念。嘗てと同じように、交換式のインクカートリッジにスポイトでインクを注入して使っています。


当初はその柔らかさのためにうまく字が書けなかったのですが、それでも書いていること自体が楽しい不思議な書き味でした。
今は慣れたのか大部落ち着いてきて、普通にきれいな字が書けるようになりました。


現行シルバーンは通信販売で購入したのですが、当初掠れがひどく、Pen and Messagedで吉宗さんに調整してもらって快適になりました。
吉宗さん自身はややインク出を絞っておられると書いておられますが、私はやや多めというくらいのインクフローにしてもらっています。
この調整には吉宗さんはかなり時間をかけておられ、しかも私に一応渡してくれたときもまだご自身では不満そうでした。それは、ややひっかかりがあったせいですが、私としては掠れがなくなっただけでも満足で、またひっかかりの方も、今はすっかりなくなりました。
https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0127.html
下記の選択肢ではハという感じでしょうか。
http://pelikan.livedoor.biz/archives/51925729.html#comments


下記のサイトの写真が、ほぼ私の持っていたパイロットカスタムと近いと思います。
(私のものはストライプ柄でしたので雰囲気は違いますが。)
http://blog.goo.ne.jp/plastiky/e/baaddd1757eaaa87ec9ebb2bfd2a8ac2


(追記)パイロットカスタムは実家で見つけたのですが、つい壊してしまいました。
http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20110909
書いてみると非常に硬い感じで、現在のシルバーンとは書き味が大きく違いました。
ただ、このパイロットカスタムも様々なニブがあるようで、私のものは14KのF、H-1279とありましたので1979年12月平塚工場製ということのようですが、18Kのものもあるようですね。
下記の方のものは、18Kとの事でした。
http://hagy-box.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/pilot-custom-11.html