光る銃口

昨日の夢。
私は、資料室で調査をし、行く先を調べて、それから飛行機に乗って出かける。
その飛行機は小さな飛行機で、特に座席もなく、がらんとしていて、私とあと数人の外国人の乗務員がいるだけだ。その乗務員も普段着で髭など適当に生やしている。
飛行機自体も低空をゆっくり飛んでいる。下は海だ。ふと気づくと、灯台か要塞のようなところの銃眼から、銃の砲口がこちらに向いているのに気づく。位置関係からすると、銃口の方が飛行機より上にある感じだ。何を警戒しているのかな、と思ったが、その銃口が光るのを見て、私を狙っているのだ、と気づき、急いで体を逃がす。その時銃弾が飛んできて、飛行機の側壁から床を貫いて行った。それは、謂わば偵察弾のようなもので、その後更に赤く明るく光る、爆薬の込められた銃弾がその後を追うように飛んできた。しかし、それも信管が爆発することなく、貫通していった。おかげで飛行機はゆっくり高度を落とし、水上に不時着した。
我々は救出されて、夕方、町はずれの空き地にいる。淋しげなところに異国の乗務員と一緒にいる。やがて迎えが来て、彼らと一緒に飛行機から降り、私のオフィスへと歩いていく。