文字逍遙

昔買った本ですが、これまで読まずにいました。
今日、少し読んでみましたが、白川静さんという方は、1910年生まれなのですね。
第二次世界大戦後の「東洋の崩壊」という言葉が私には新鮮でした。
漢字自体が文化・民俗を担っていることの分析から、漢字を使う国の文化・民俗を探求する際にも、ある程度国を超えていずれかの国の状況を他の国の分析にも共通に用いることができる、と考えておられるようにも思います。
現在の中国、朝鮮、日本の対立はこの地域にとって残念なことです。

文字逍遥

文字逍遥