痛み

少林寺拳法の昇段試験には学科もあり、レポートを提出することになっています。
これまで提出されたレポートの中でで優秀なものを集めた文集があり、それを読んでいました。
面白いな、と思ったのは、本業はお医者さん人が書いたものの「癌の末期の患者さんで、痛みがなければこういう人格でなかったろうと思う人がいる」というところでした。
病気による苦しみ、或いはその他の拷問による苦しみといったものによって人格も破壊されてしまうのかもしれない。また一方でそれに耐える人もいる。
心の「芯」のようなものは、どうしたら持つことができるのだろうか。