万年筆

今日は愛用の万年筆をなくしてしまいました。
セーラーという会社の、緑色のプロフィット21というものでした。
今はもう売っていない、古い型のものです。
ちょうど新しい万年筆を注文し、明日届く、というときだった。
こんなこともあるのだな、と思った。何だか物にも心があるように思える。
考えてみると当たり前のことか。


ウェルズの「プラットナー先生綺談」を読む。
この話の収められている「白壁の緑の扉」という短編集は私の好きな本です。
私くらいの年になると、本当にしみじみと読めます。切ない憧れ。
学生の方のような、輝く未来のある方々が読んでも面白いのでしょうが、また私の読み方とは違うかもしれません。