成功は失敗の母

「成功は失敗の母」というのは、ちょっと前までは少し言い過ぎではないかな、と思っていた。
しかし、今は、「成功体験に縛られて変化に対応できない」といった意味(この意味の場合には縛るものはたくさんあるので実は必ずしもこの言葉がすっきりと当てはまるわけではないようにも思う。)のほかに、正に成功により慢心して、それにより失敗する、という直接的な意味があると実感する。
最近は、他の人に迷惑にならないような形(ロヨラ等の言葉でいえば他の人をつまずかせない形)で、敢えて失敗というか自らのみっともなさを顕すようにした方がいいようにすら思える。