この写真は、近くの「青森市中央市民センター」の写真です。
初めて見たときは夜だったので、塔の部分が特に怪しく、何か良からぬものでも住んでいる建物ではないかと思ったのですが、調べてみたら、市民センターとのこと（怪しむ方がおかしいか）。
建築的には、戦後モダニズム建築手法によるものとのこと。
緑のドームはプラネタリウムで、塔は展望室です。
完成は昭和４４年、１９６９年です。
基本設計は、日本大学理工学部斉藤謙次研究室、実施設計は岡建築設計事務所（岡隆一さん、東京）、施工は大林組。
青森市は、空襲で市街の９０％を消失しているので、古い建物がないのが残念ですが、この市民センターのような、何となく懐かしく怪しくライトやコルビジュの雰囲気を漂わせている建物があるのはうれしく思います。
そもそも、このセンターは、どう見ても、科学特捜隊か何かの出撃基地ではないですか。
