ボードレールのこの本は昔読んだのですが、また読み返してみました。
お酒のことは誉めていますが、麻薬については問題がある、との結論。
今風の言葉で言えば、自らの力で脳内麻薬を出すことにより気持ちよくなるべきだ、ということでしょうか。
その意味では、他力本願的な、強烈な外部からの刺激により快感を得るような様々なものについても、ボードレールの批判は当たるように思います。
- 作者: ボードレール,渡辺一夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1955/05
- メディア: 文庫
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