死者の日

青森に帰ってきて、やっぱり東京より大部涼しく感じます。
東京での活動報告など。
万聖節の翌日、イグナチオ教会でのミサに参加しました。
死者の日のミサ、ということで、亡くなった方を偲ぶ日です。
日本の習慣でいうと、ちょっとお盆のような感じなのでしょうか。
お祈りをして欲しい人の名を書くと、司祭の方がお祈りをしてくれます。
私は誰の名前も書きませんでしたが。
ミサでは、いつも聖体拝受があります。
信者の方は聖餅をいただき、信者でなくても望めば司祭の方が神の恵みを祈ってくれます。
私はクリスチャンではないので、いつもその列に加わらず、座っているか立って人の流れを妨げないようにしています。特に深い考えがあってのことではないのですが、改めて考えると、恵みを祈っていただくような者ではない、と何処かで思っているのかもしれません。


ミサの後、岩波文庫の「キリストにならいて」を購めていこうと思っていたのですが、見あたりませんでした。
イグナチオ教会は、今、改装中というか新しい建物を鐘楼に接続して建築中です。
鐘楼の下にいると懐かしい気持ちになります。
教会を出て、線路とグラウンドの見える土手に上がり、歩いてみました。春には桜がきれいで、花見をする人たちが陣取りをしています。私は桜も終わった辺り、人も少なくなった頃にお弁当を食べたりしました。


そう言えば、「忘られぬ言葉」の中で、「イェズイイト派」にあまり好意的でない表現があった。ヨーロッパでは、やや陰険、とのイメージがイエズス会にはあるのだろうか。