三論玄義

この本は、「ブッダ最後の旅」も読み終わり、次に、家事をしながら読む本として持ってきました。
初めに「解説を読んでから読むとよい」とか書いてあるので、解説を読み出したのですが、これが難しい。
私の使っている新潮国語辞典や広辞苑では出ていない単語ばかり。
仕方がないので、白川静さんの字統で字を引きながら単語の意味を探る始末。こうなると、字統は一字引いたら、つい他の字も引いてしまうようにできているので、とてもキッチンでスープができあがるのを待っているあいだに読むとかは無理と分かった。
ということで、今は書斎に持ってきて、一日数行ずつ読んでいます。うーむ。
Amazonでは、下記のような紹介があります。

出版社/著者からの内容紹介
本書は,嘉祥大師(549‐623)が三論すなわち竜樹の中論・十二門論および提婆の百論の要旨を簡明に説き,般若思想の精髄を発揮した一種の仏教原論であり,古来空観哲学の入門書として研究家必読の書とされる名著.本文庫本は明快な口語文に訳出,読解に資すべき周到な用意が施されている.

ちょっとコメントできない。。。。


三論玄義
吉藏 (編集), 金倉 圓照 (翻訳)
岩波文庫、1941年3月5日第一刷
ISBN-10:400333311X:detail