やきそばの日

今日はいい天気で、また自転車に乗って外出。
海に行く途中、ふと焼きそばの香りがしたので、見ると、「焼きそば鈴木」の暖簾。
ふらりと入って、焼きそばを食べました。
女の人2人がやっていて、ずっとやきそばを焼いています。
店内で食べる人、持ち帰りの人など、次々にお客さんが来ます。
いかにも手作り、といった感じの胡麻をふったおにぎりもおいてありました。
何というか、まったくさりげないお店でしたが、調べてみると昭和36年からの、市内でもっとも古い焼きそばやさんとか。


やきそば鈴木
〒030-0811
青森県青森市青柳2丁目8-9
電話 017-777-8166


これで勢いがついてしまい、えーい、ということで、後藤食堂へ。
こちらも焼きそばの専門店ですが、「後藤食堂」という木の看板が入り口の上に横に掛かり、お店の外装は煉瓦色に塗られ、ツートンカラーの巻き取り式の庇が伸びて、その下に白い花が植えられているのをみると、ちょっとだけイタリア料理店のようにも見えます。でも、こちらも40年もやっておられるお店とか。
中は狭く、青森の焼きそば屋さんの普通の構え(というか、後藤さんは青森の焼きそば屋さんのモデルの一つなのだろうと思いますが)で、カウンターと、本当に小さなテーブルが2つ(2人掛け)+1つ(1人掛け)。
いわゆる小綺麗な感じとは遙か遠いところにあります。
軽いクラシックがバックグラウンドの音楽としてかかっているところもちょっと面白い。
私はカウンターに座り、コップに水を入れて飲みました。コップも、よく飲み屋さんにいくとぐい飲みを笊に入れて持ってきてくれて、自分の好きなもので飲んだりしますが、そんな感じで、面白い湯飲みやコップが積んであって、好きなものを選ぶようになっています。
青森のお水は本当においしいので、つい、ぐいぐい飲んでしまいました。
おいてある漫画は、「人間交差点」とか「三丁目の夕日」とか、そんな感じのものばかり。
メニューは基本的に、焼きそばの中盛りと大盛りのみ。それにオムレツの皮のような感じの卵焼きを乗せたものがあります。
本当に繁盛していて、女性が2人でやっておられますが、ずっと作りっぱなし。
お客さんは、店内で食べる人もいますが、持ち帰りの人もひっきりなしにやってきます。
店内で自分は食べ、おみやげ用に買っていく人もたくさんいます。
ということで、私は、卵のせの大盛りなどを頼み、おいしい水を自分で何度もポットから入れながら、人間交差点を3冊ほど読んで帰ってきました。
さすがに食べ過ぎで、帰宅後はしばらく消化のために横になって津軽三味線の本など読んでいました。


後藤食堂
〒030-0904 青森県青森市茶屋町18-1
電話:017-741-6067


なんとなく感じるのですが、この鈴木さん、後藤さんといったお店の焼きそばは、青森の方にはとても好まれていて、また離れている方には懐かしく感じられるもののように思われます。
お花見のときにも、それぞれのお店が出店を出し、行列ができています。
感じとして、お花見のときも、カニやホタテやシャコといった豪華な料理が出たときより、やきそばが出たときの方が興奮度が高いように思えたりしました。
この際、私も、青森のやきそばをいろいろ体験してみようと思います。
今後の予定など。


小鹿ヤキそば店
TEL : 017-776-2377
住所 : 〒030-0853 青森県青森市金沢4丁目16−41
ここは学校の近くで、夏はかき氷などやっていて、私もかつて学校の帰りに寄ったお店に似た雰囲気がある。
とても健全なよいお店。
魚肉ソーセージが入っているのが特徴かな。
小、中、大等サイズがいろいろあるのもうれしい。


あと、合浦公園のお花見で行列のできていた「川村」さんは検索しても市内では出てきませんね。
うーむ。