薬研温泉というところに行きました。
何にもない、山の奥ですよ、と言われていたのですが、よいところでした。
渓流を少し歩くと露天風呂がある、という感じで、いずれもちょっと熱いのですが、スキッとするような爽やかなお湯です。川縁に囲って作ってあるだけなので男女の別もありませんが、レストハウスに付属するお風呂やホテルのお風呂は露天でも男女別々になっています。でも、外国のように水着を着ても、この川沿いの露天風呂に入るといいと思います。
泊まったのは古畑旅館というところですが、古い建物を横に動かし、新しい建物を造ってあります。
中はひば造りで、よい香りだし、落ち着きます。渓流の上に建っているので流れの音が爽やかです。
近くには、青森で一番おおきな木である「オグリ」があります。オグリはもちろんですが、その一体は巨木だらけで、巨人国に迷い込んだような気分でした。
また、廃線になった森林鉄道跡を歩くコースもあり、木々が爽やかなのはもちろん、手堀りのトンネルなどは嘗ての方々の苦労が偲ばれます。
（写真は渓流から見たホテルニュー薬研です。なんだか格好よかったので撮ってみました。中ではイタコの口寄せもやっているとか。）
