タバコの話

pakira_s2007-08-08

今日はJTの方とお話しする機会があり、タバコのことをいろいろ教えてもらった。
私自身はタバコはこれまで習慣として吸ったことはないのですが、パイプ用の刻んだタバコの葉など、よい香りと思います。幼い頃、父の実家の農家で、タバコの葉が干してある納屋の2階で遊んだのも懐かしい思い出です。
また、東京渋谷の「タバコと塩の博物館」も何となく好きなところで、結構行きました。


タバコも今や税率が65%になっているという。
今や青森は日本一のタバコの生産地とのこと。
二番目は九州。宮崎など。
青森がタバコ生産の北限。北海道は無理。
九州と青森では生産される種類が違う。
九州は在来種、東北はバーレイ種というものだとのこと。
バーレイ種は強く、それだけで吸うと大人でも倒れてしまうようなものとのこと。
ただし、現在のシガレット(マイルドセブンなど)は40種くらいの葉をブレンドしており、その中にスパイスとして欠かせないものであるという。
世界のタバコ生産は今や中南米が一番という。
アスパム前のスモーカーズスペースは日本で一つしかないもの。
六本木ヒルズでお披露目をしてこちらに持ってきた。
中の空気を攪拌するシステムではなく、中の空気を吸い出すことによって新たな空気を入れるもので、全然煙くないものとのこと。
日本の煙管と、ヨーロッパのパイプは全く吸い方が違うとのこと。
ヨーロッパでは煙草は貴族のものだったので、パイプにはたくさん煙草の葉を入れ、ぷかぷかやる。
日本では、ほんの少量の煙草を他のものと一緒に丸めて煙管の先に入れ、吸っていた。その意味ではスカスカで、正に「一服」で終わり、という感じのようなものだったとのこと。それだけに安価に吸うことができ、庶民層にも広まったのではないかとのこと。
今度、青森でパイプ飲みの方々の大きな集会があるとのこと。
パイプ用の刻みたばこを買えるお店を教えてもらうことになった。
voiceのマスターに教えてあげよう。


写真は、三戸に行ったとき見せていただいた佐藤さんのお宅の「十和田の間」ふすま絵。
大正時代の十和田湖での船遊びを描いたものですが、外套を来て、帽子をかぶった人が煙管をふかしています。