グローバル化する国際犯罪

要人警護についての節から抜き書き。

警護者の第一目的は、標的の硬化である。それは、「我々は準備ができたプロであるのでターゲットは別の者に移した方がよい」という明確なメッセージを相手方に送ることができる。個人警護スペシャリストが目を光らせた専門家ということになると、暗殺は時間と共により警護が薄い標的に移行するのである。
暗殺がいつなされるかは誰にもわからないのである。それぞれの任務が終わったら、作業を批評し、チームの弱点を探し、常に失敗を正すことがチームリーダーの利益となる。教訓は、サクセス・ストーリーからではなく、失敗からのみ身につけることができるのである。成功は、チームワークや協力を阻害するだけでなく、エゴを残す危険性がある。



大泉さんも青森中央学院大学におられて、青森にいるときに一度ご挨拶に伺いたいと思っていたのですが、果たせませんでした。