ThinkPad x60 のクラッシュ

概ね ThinkPad T400 の Windows7 が実用段階になったと思ったら、ThinkPad x60ブルースクリーンに。
まあ、こんなことはよくあることだ、と思ったのだが、今回は重症。
本当に立ち上がらなくなってしまった。
このところ、英語キーボードにも換装し、最高に調子がよかっただけに信じられない。
しかも、いつもはハードディスクだけ取り出してつなげばデータのサルベージは容易にできたのに、今回はディスクがWindows7では読めない。


私の場合、基本データは暗号化してバックアップをとってあり、最近使っているデータは暗号化してリムーバブルメディアに入れているので、データ消失ということはないのだけれど、それでもプログラムの設定やその他いろいろ変なところに保存されているアプリケーション関係のデータもあるので、ThinkaVantage Rescue & Recovery を使ってデータを移動。
これも本来は別OSという世界かもしれないが、このユーティリティのおかげで便利にデータ移動ができた。


とは言え、XPで熟成させた作業環境がすべて飛んでしまったのは痛い。
この期に及んでまたあのシステムを構築するかと思うと頭が痛くなる。
そもそもx60とT400では持ち運びやすさも違うので、当面はx60を引き続きメインにして、徐々にWindows7のT400の方も使えるようにしていこうと思っていた。
しかし、このx60のクラッシュで、T400には直ちにメインマシンとして動いてもらわなくてはならないことになり、「人柱生活」とか悠長なことを言っていられない状況になってしまった。


x60の方も、この際、一気にWindows7にしてしまおうか、という気にもなってきた。
ただ、既にT400に構築している環境だって、作るのはそれなりに大変。


今のところ、立ち上がらなくなってしまったx60を目の前に、少々呆然状態。
本当に、新しいマシンを入れると、古いマシンが拗ねる、というのはあるなーと改めて思う。