音量ミキサー

Windows7では(というかvistaから)サウンド関係が変わったようですね。
音量などを調節する音量ミキサーは、私の場合、
c:\Windows\System32\SndVol.exe
でした。
私は、自宅ではThinkPad T400にモニターとキーボードをつなぎ、ThinkPad T400自体は蓋を閉めた状態で使っています。
そのため、ThinkPad T400自体についている音量調節ボタンが使えません。
そこで、この音量ミキサープログラムをcraftlaunchに登録して呼び出せるようにしています。
呼び出した段階で、矢印キーで音量調節ができます。


私はプログラムをたくさんインストールしているせいか、また外付けハードディスクも含め検索場所が多いせいか、Windowsボタンからのプログラム選択が、検索機能を利用しても使いにくい状態になっています。
もともとcraftlaunchは便利に使っていましたが、Windows7になってから一層活用させてもらっています。
http://sites.google.com/site/craftware/clnch
作者のサイトではver3が公開されています。
私の方は特に不自由はないので、まだver2を使っています。


今回、Windows7を使ってみて思ったのですが、こうしたアップグレードは必要がないのならする必要はないと思います。
確かに、新しいものは美しいですし、いじること自体楽しいし、また、そこから初めてPCに入る方にはいいと思いますが、業務に利用していて、使い慣れたインターフェイスで現在それなりの生産性を確保しているのであればそのままの方がよいように思います。
特に、OSの場合、新しいものを導入すると言うことは、従来できたことは基本的にできた上で更に新機能がついているという本来のアップグレードではなく、従来できたことのうち基本的なものでできなくなることがありますので、必ずしも新しいものに飛びつく必要はないと思います。
私の場合、具体的にかなり困っているのはサウンド関係で内部デバイスの音の録音ができなくなったことと、DOSアプリで日本語が使えなくなったことでしょうか。
実は私は住所録の管理などは未だにdbxlというdbaseIII互換のソフトウェアを利用していて、それなりにプログラムも組んで使っていました。そろそろ年賀状の季節にもなってきたので、利用する機会も増えてきました。見方によっては、よくここまでDOSを引っ張ってきてくれた、と言えないこともないので、マイクロソフトを恨むつもりは全くありませんし、最近のデータベースソフトに移行するよい機会とも思いますが、一般的には業務利用システムを新OSに移行する際には生産性との関係を十分考えた上で行った方がよい、ということでしょうか。