犯罪から子どもを守る司法面接法

今日は興味深いお話を聞いたので、ご紹介。
「司法」とは少々堅い言葉ですが、Forensicという言葉の訳として当てたとのこと。
私の土地勘のある分野だと、うまく訳せないので、「デジタル・フォレンジック」とそのまま使ったりしています。
Forensic という英語は、ラテン語forensisからきたものであり、「法の」あるいは「法廷の」といった意味をもつ形容詞とのことです。
ただ、「法の」という意味が、形式的な「法」ということもさることながら、社会で認められたルールに照らし人々と社会を納得させそれに基づく行動をとらせることができるようなもの、と行ったイメージがあります。


お子さんは、例えばなかなか虐待されている事実を語るということも難しい面がありますし、また大人の気持ちを敏感に察知してそれを慮るところもまたあると思います。
お子さんと接し、いかに事実を知り、子どもを守るための行動に結びつけていくか、難しい問題であろうと思います。
単に行動を起こせばいいだけではなく、お子さんの言動の内容の「真実性」やそれに基づく行動が後々裁判での検証にも耐えるものであるためにはどのようなことが必要であるか、考えることは多いと思います。
http://child.let.hokudai.ac.jp