書き物環境

久しぶりに秀丸エディタの機能をチェックしたところ、アウトライン関係の充実が素晴らしかった。
それを踏まえて、
・現在使用している見出し丸やその他のソフトも含めたキーアサインの見直し
・これまで欲しかったけれども折がなくて作れずにいたマクロの制作など
をしました。


特に、注のマクロを作ったのですが、これは次のような機能を持つもの。

  • 全文書を通じて一意の番号のペアを設定する。
  • これを、作成中の文書と注を書き込むファイルにそれぞれポインタとして記入する
  • 注ファイルの方には、ペアの番号の書き込み先ファイル名も記入しておく。
  • 提出用には、次の機能を用意しました。
    • 元のファイルについて、ファイル全体乃至指定範囲について注番号を連番化
    • 注ファイルから該当する注を抽出して同じく連番化して記入した作業用注ファイルを作成



さらに、私は所謂「階層記号付きテキスト」で文書を作成し、見出し丸などで全体を鳥瞰しながら作業しているのですが、これを職場の人などに渡すための提出用フォーマット作成マクロも作成しました。
これまでは、HTMLファイルなどで渡していたのですが(これについては、sleep-walkerさんのRank2HTMLマクロを活用させていただいています。)、Wordなどでも編集できるとは言え、やはりちょっと不便なところがあり、ご迷惑をおかけしていました。
今回はテキストファイルで渡せるようにしました。
実は、見かけ上は分かりませんが、見出し丸Ver.4フォーマット(行末の半角空白の数で見出しレベルを判定する。)にしてあるので、提出版にしても全体構造をすぐ見ることができます。
秀丸エディタのアウトライン機能が強化されつつあり、またこれまでの秀丸エディタの発展の状況を見ていると今後も進化するものとは思いますが、こうした見出し丸のコンセプトの素晴らしさの上をいくようになるまでは、少し時間がかかるかもしれないと思います。


見出し丸Ver.4(シェアウェア、機能制限なしで試用可能)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se246545.html
(上のリンクは残念ながら切れています。作者の方が秀丸自体のアウトライン機能の強化に伴ってシェアウェアの掲載を取りやめたのかもしれません。私としては、秀丸のアウトライン機能では代替できない素晴らしさが見だし丸にはあると思っています。08/09/07記)
見出し丸Ver.3.8(フリー)
http://hide.maruo.co.jp/lib/macro/midashi38.html


sleep-walker's style
http://www.geocities.jp/slpwlk_x/
秀丸マクロの中に、「階層付きテキストをHTML文書に変換 Ver.0.04」があります。