パターン化

このところ、朝から夕方まで会議場に缶詰になっており、しかもそれが連日なので翌日の準備もあり、そのまま帰ってきて食事して書類を読み書き物をしているという生活。行き帰りも車で直行直帰で誰にも会わない。
そこで、今日は会議場のことを書こうと思います。
この会議場は実はとても美しい。
設計は谷口吉郎さん。東宮御所慶應義塾大学校舎、東京国立美術館東洋館(私の好きな建物)、国立近代美術館も設計した方。ホテルオークラのロビーも設計したとか。この建物の雰囲気は、尋常ではなくて怪しい、と実は思っていたのだけれど、やっぱりそれ系だったのか、と思ったりしています。
会議場の天井は青森檜葉柾目板を使い、美しく波打っている。音響効果のためとのこと。
これは、また壁面から見れば、山並みが続いているようにも見える。
窓は紙障子のような感じだけど、本当に紙かどうか今度触ってみます。
壁も青森檜葉がリブ状に貼られている。
特に夕方になってくると、何だか田舎の畳の部屋で夕暮れを迎えているような懐かしい雰囲気があります。