会合

今日は、オペラ歌手のNさんとご一緒する機会があり、お隣でいろいろお話しできて光栄でした。
若々しい、夢を現実のものにしていく力のある、でも少女のような方だと思いました。
客席に向かって、マッターホルンの濃紺の空とか思いながら歌っている、というお話とか、もし歌っていなかったら何をやっていたかといったお話などをお聞きして、私もまた勇気をもらったような気がします。
H山荘をやっているAさんも、もう60歳はずいぶん越えておられるようですが、少年のような人。
飛行機も操縦する人です。もとはパイロットかな。
でも、別れるとき真剣な顔で私の手を握って、こどもたちが心配です、と言っていたのが胸に迫りました。
それは、単に飲んだ席でのお話ではなく、行動への宣戦布告のようなものだと思います。
今日は、お年はともかく、少年のような、また少女のような方々、でも社会的には偉い人たちとお会いした日でした。でも、社会的なポジションは、それを何かのために使うという志がある限りで意味のあるもので、それ以外は意味のないものですね。