八甲田丸

pakira_s2007-03-24

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸に行く。
青函連絡船やそのほか鉄道に情熱を燃やしていた人々、さまざまな時代に一生懸命生きてきた人たちの映像を見て、誇りの大切さを思う。
考えてみると、国鉄分割民営化のとき、国として大きな目標を掲げるのではなく、一生懸命働いている人を貶め、非難してそれによって「改革」をする、という構図ができてきたように思う。郵政民営化も、一生懸命郵便配達を含めて仕事をしている人々を徒に非難したところがあるように思う。また「反対派」と言われた人々の思いも大切にされるべきだろうと思う。
匡すべきところは匡すにしても、それは、目的を掲げ、それに向かって進む中で行うものであり、誇りを共に持ちながら行うものであろうと思う。誇りを奪い、貶めることによって「改革」をする、ということのないようにしたい。大人が寄ってたかって「いじめ」をしている様は、子どもたちに見せたいものではないように思う。
リーダーシップとは、他人を貶めることではなく、高い目的を掲げ、他の人の「足を洗う」ことからであることを実践できる立場・環境にいることをありがたく思う。