グリーン

pakira_s2008-09-12

今日は、まず性犯罪のセミナーに参加。
昔お世話になった懐かしい先生にもお会いし、有意義なひとときでした。
その後、一時帰宅してから、晩は本当に久しぶりに池袋へ。
南池袋公園の、色とりどりのライトに照らされた噴水の写真とか撮ろうかな、と思ってカメラを用意して言ったのですが、おそらく省エネのためでしょうか、証明はなく、暗がりの中で、勢いのない水がときどき少しあがっているだけでした。若いわけでもない、かと言ってホームレスのような人でもない、よくわからない人たちが公園内のそこかしこに数人ずつ群れているのが不思議でした。
その後、シアターグリーンへ。
シアターグリーンも、私の学生の頃に比べるとすっかり立派になりました。
今日は知り合いの方が出るので見に行きました。
kanikusoという劇団の「音の森」というお芝居です。
謎が残って面白かった。
さらにその後は伽羅苦へ。
思い出をつなぎ合わせるような一日でした。


ところで、池袋駅からシアターグリーンへ歩いていく途中で、はっと目を引く女の子がいた。
いくつくらいかはわからないが、20歳くらいだろうか。
動きがとても端正に思えた。顔はよく見えなかったけれど、すっと背筋をのばして歩いていく様子が、160cmはないであろう身長なのに、たくさんの人が歩いているなかで、光るように見える。服はジーンズにトレーナー、それに何か薄いものを腰に巻いている。つまり、ごく普通の格好だ。
私が南池袋公園に行く道を行ったのだが、彼女はおそらく違う道を行ったのだろう、見えなくなった。
こんな感じで、世の中には、出会って、お互い気づくこともなく別れ、二度と再び会うことはない人々がたくさんいるのだろうな、などと思っていた。
ところが、シアターグリーンに着いて、座席に座り、ふと周囲を見ると、彼女が斜め前方に座っている。劇が終わった後も残っている。その後の様子を見ると、彼女もお友達が出演していて、その人に声を掛けるために残っていたのだろう。私は勿論彼女に声をかけるとかいうようなこととは関係のない存在であり、知り合いの方にご挨拶すると、幸多きことを祈りながら芝居小屋を後にして歩き出した。
なんとなく思い出したので、昔のダイアリなどを引いてみます。
http://d.hatena.ne.jp/pakira_s/20060823