無視すること

薬物依存症の方々の支援組織であるDARCから、毎月「フェローシップニュース」を送ってもらっている。正確に言えば、アジア太平洋地域アディクション研究所APARIから送ってもらっている。
バックナンバーは、下記からダウンロードできる。
http://www.apari.jp/fellowship.html

DARCに関係している方々が、毎号自らの経験を書いてくれている。
教えられることが多く、日々見る書類挟みにもそうした気になる記事を入れてある。

今回、印象に残った最新号の93号の言葉。

「無視するためには、気にしていなきゃいけないので頭の中はそれで占められる」

というもの。
なるほど、本当にそうだな、と改めて思う。
私もやるべきことから逃げてしまいがちだが、そのようにやるべきことを無視して逃げていても、結局いつも考えているので、他のことができなくなってしまう。
無視せず、それと対峙すること。
それによって、本当の意味で対象の軽重に応じた対応ができるのだな、と思った。

また、そのように対象と対峙していくためには、本当に向き合わなければいけないことに、朝起きたら直ぐに取りかかる、ということが大切だ。

当然ながら、そのためには前日早く寝なくてはならないし、二日酔いなどはとんでもない。

私もこのところひどい生活をしているが、少なくとも4月25日まではお酒を飲まず、十分睡眠を取り、日々「今日一日だけ、薬は使わない、お酒は飲まない」というNAの姿勢と同じように「今日一日だけ仕事の先延ばしはしない」という日々を重ねていきたい。