緩やかさ

近くの坂を下りたところにある古本屋さんで、ふと見つけて買い、読んでいます。しっくり来る作家の本を読んでいるとゆったりしてしまいます。

読み終わりましたが、大切なものを失った人は「緩やかな時」というよりは、失った時で止まってしまったような時間を過ごしているのかもしれない。それを緩やかさと考えてもいいのかもしれない。それを思えば、喪失と悲しみに我々の生活と未来がかかっている、ということか。私には頷けるが。

緩やかさ

緩やかさ