バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、シゲティ

今日は、これを聞きたくなって聞いています。
今はCDで聞いていますが、LPで、LPを録音したカセットで、CDで、本当に何度聞いたか分かりません。
この演奏を聴きながら暗い部屋で蹲っていたことも何度もあった。
この曲に出会わず、つらいときに聞くことができなかったら、挫けてしまったこともあったように思う。


amazonの評価を見ると、技術的にはとっても下手、ということらしいですね。
私はそういうことの分からない、あまり音楽的素養がないために、こんなにこの演奏に支えてもらえたのかもしれません。
今は、多くの方々の演奏を聴き、楽しんでいますが、やはり自分と本当に向き合いたいとき、自分の中の泉まで降りて行って再び力を見出したいときは、この演奏を聴いています。


今はこんなに手軽に手に入れることができるのですね。ありがたいことと思います。
ただ、やはりLPの方が音が豊かなのだな、と知ったのも、この演奏を聴き比べてのことです。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

(2007/04/02記)